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さらさ la 3rd

XBOX中心のゲームプレイ日記。

   
カテゴリー「XBOX 萌えゲー」の記事一覧

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智代アフター(2)

初回クリア。したから攻略サイト眺めてみたけど、
智代アフターのエンディングはこれひとつだけみたいですね。

まあ文句のつけようがないくらい完璧に終わってるからな。

実績的にもBADエンドをコンプする必要は無いっぽいので、
後はBADエンド到達の実績を解除したら智代アフターのプレイは終了。


・記憶喪失

記憶を失っても愛は続くの方が伏線だったかw

学校を作る時にゴミの山から転げ落ちた時の傷が元で、
主人公は脳血腫になり記憶を失ってしまいます。

智代と出会うまでの中学校までの記憶しか残っておらず、
かつ一週間ごとに発作が起きてまた中学校当時に戻ってしまう
と言うなんだか実に物語的に都合の良い記憶喪失w

"死"ってのは誰にでもその内訪れるものだけど、
記憶喪失ってのはまあそう簡単には体験できないと思います。

だから記憶喪失がテーマの話って、それだけで
なんだか現実離れした内容になってしまうことが多い。

今までの智代アフターは現実的な内容を書いていたから、
その物語の中で記憶喪失が入ってくるのは何だか違和感があるな。

エンディングの内容を先に書いちゃうけど、
エンドの内容があれならそもそも記憶喪失ネタは必要ない。

怪我が元で主人公は倒れ、リハビリして、そして死んだ。
これだけでこの物語は成立するから、記憶喪失は蛇足な気がする。


主人公が記憶喪失になる=今までの主人公は消えるだから
投影してた自分はゲーム内から退場してしまって、
実質的にこれ以降の主役は智代になっています。

話は主人公視点で語られるけど主役は間違いなく智代だね。

今は俺が支えてやるけど俺がいなくなったらお前はどうするんだ、
と言う主人公の説得の辺りから主役が智代に切り替わってるわけだ。

ともと約束したあのCGからが智代の物語の始まり。

智代は本当に精神面が激弱で、だからこそ私は
CLANNAD本編の智代はあまり好きではなかったんですけど。

彼女が強くなるための物語が、ここから始まったと。


・エンドレスエイト

一週間ごとに記憶を失い中学当時に戻ってしまう朋也。
(※ ここからの物語の主人公は智代だから
CLANNADの主人公=朋也はここから名前で書きます)


智代は一週間ごとに記憶を失った朋也と出会い、
そして一週間かけて朋也に自分と朋也の思い出を語り、
そして智也が記憶を失うのを見届けて、また新たな一週間が始まる。

それを三年間、智代はただひたすらに続けていました。

途中で心が折れそうになる智代だったものの、
"永遠に続く愛もある"と言う自身の言葉を思い出し、
そして記憶を失った朋也が再び自分を愛してくれたことに喜び、
智代は朋也と結婚して彼を支えることにします。

朋也の記憶喪失を取り戻す手段は一つだけありました。

手術を受ければ、記憶は取り戻せるかもしれない。
しかし手術の成功率は良くて半分。

智代は朋也を信じ、朋也も智代を信じて手術を決意します。


・エンディング

智代アフターは衝撃的な結末!

と言うことだけは事前に知ってしまっていたので、
手術が失敗するんだろうなぁとは予想してしまいましたw

ただ別にこれそこまで衝撃的な結末じゃないよな…。

朋也の手術はひとまず成功します。
目覚めた時、朋也は智代のことを忘れていなかった。

朋也はやがて一般病棟に移り、リハビリを続ける。
その朋也のリハビリを、智代も支えていく。

しかし朋也はそのまま、病院の中で亡くなりました。


ずっとこの物語をタイピングしてきた語り部…
数年後(もっと後?)の智代は最後にこう締めます。

手術を終えてからは自分も朋也も、絶望も後悔もしなかった。
この先に何があっても、それを全て受け入れられた。

過去に様々なことがあったからこそ今がある。
そしてその今が未来へと繋がっていく。

その"人生"の出来事全てが、智代には輝いて見えた。
死の間際の朋也も、智代と同じ心境になっていた。

朋也がいなくなった後も、もう智代は絶望しなかった。

"人生"の全ての出来事を、受け入れられるようになったから。
泣いて笑ってのその全てが、かけがえのない物だと気付いたから。


最後に智代は"画面の向こう"に向けて語りかけます。

私と同じように"人生"を見つけられた人は
まだ人生を見つけていない人を手助けしてやってほしい。

そして、まだ"人生"を見つけられていない人は。

苦しくて絶望しても決して諦めずに"人生"を見つけてほしい。
一人では無理でも私が、そして他の人が手伝ってくれる。

朋也が私にそうしてくれたように、
私も他の人の"人生"を見つける手助けをしたい。

それが私の"人生"だ、と。


凄まじく自己流に解釈してしまったので
本編の実際の内容とは少し違うかもしれませんw

まあ多分こう言うことが言いたいんだろう。

本編中で智代がインターネットを通じて人を導きたいと言う話があったので、
数年後の智代がネットで皆に向けて投げかけたメッセージが
このエンディングの内容、と考えるのが物語としては自然です。

ただ当然これはメタ的な意味でも捉えてやるべき。
作者から、プレイヤーに対してのメッセージでもあるんでしょう。

あちこちでCLANNADは人生って見るけどあれは間違いだな。
"智代アフターは人生"どう考えてもこっちの方が正解だ。


・エピローグ

桜の木の下、あの坂道で一人佇む智代。
そこに朋也が智代を迎えに来る。

智代は涙で朋也のことを迎えます。
二人が再会したシーンで、物語は終わり。

…なんかこのエピローグだけ意味が分からん。

どう言う状況なのか分からない、と言うのではなく
それ以前にこの物語のテーマを完全否定してないか?

智代は一人でも生きていけるくらい強くなった。
自分の"人生"を見つけた智代は、もう絶望することはない。

そんな智代の成長物語をこのエピローグは完全に否定してる気がするw

結局智代は弱いままでしたとでも言いたいのだろうか。
どうにもこのエピローグは上手く解釈できない…。

佇んでいた智代が桜並木の下を一人で歩き出して、
そこに主人公の姿が重なるとかやってくれたら
個人的には思いっきり泣くことができたんですけどw
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智代アフター(1)

最後にプレイしたのがらぶちゅっちゅだから
3ヶ月近く箱起動してなかったのか。

まあそろそろ実績解除作業も再開したいと思います。

箱ギャルゲ系は小さいゲーム店だと一本たりとも仕入れてない
場合が多くて探すのが大変なんですけど、今回は楽に手に入りました。

と言うことで前々からの予告通り智代アフターをプレイします。


・プレイ開始

CLANNADの智代シナリオがどんなのだったか
半分近く忘れてたから最初に説明書を読んでみる。

ふむふむ、ダンジョンは5階ごとにセーブできる…と。

15回分の行動を入力したら後は完全オートか。
これは展開を読むのが必須そうだ。

しかし智代アフターってRPGだったんですね。
今まで全く情報見てなかったから知りませんでした。

…あれ? 説明書が反対だった。

とかまあそんなボケをかましつつプレイ開始。

結局この日までこの作品のネタバレは全く見なかったので、
CLANNAD同様予備知識皆無でのプレイとなります。


・プロローグ

最初の三択問題×3を全問正解したらいきなり実績解除された。
全部勘です。ありがとうございました。

実績が40000越えたから40000突破記念の日記も書かないと…。

プロローグ見てる内にCLANNADの智代シナリオの内容
思い出せるかなと思ったけどどうにも自信がないw

両親が離婚→智代荒れる→鷹文突撃→智代丸くなる

こんな流れだったっけ。

主人公の葛藤と最後の告白は鮮明に覚えてるけど
智代さんの過去話はすっと出てこないんだよな…。

正直言うと智代さんはあまり好きなキャラじゃなかったのでw
智代シナリオの中盤はA連打で流し読みしちゃってた。


・ともさん登場

CLANNAD本編の最後で主人公はどうにか仕事を見つけて、
智代はその主人公を支えていくと言うことで決着が付きました。

んでまあ智代アフターも渚アフター同様、しばらくは
主人公の仕事の奮闘ぶりとそれを支える智代の姿が描写されます。

ただ渚アフターに比べると随分描写が軽いね。

渚アフターは新米社会人としての苦労を非常に克明に描いたけど、
智代アフターは特に苦労もなくすいすいと実力が付いていきます。

智代アフターの方は社会人になって3ヶ月後の話だから
渚アフターほど苦しんでないのも当然かもしれないけど、
まあそもそも今回のシナリオではそっちに踏み込むつもりはないんでしょう。


そんな二人の間に7月7日、一人の幼女がやってきます。

ここからが本編のスタート。
七夕スタートとか実に素晴らしい。(?)

ともと名乗るその幼女は、智代の父と愛人との娘。
彼女は母に捨てられ行く当てもなく父の元にやってきた。

んで、続いて智代の弟の元彼女である河南子も
母親の再婚に耐え消えず家出して主人公の家にやってくる。

主人公と智代とその弟の鷹文と半妹(?)のともと鷹文の彼女の河南子。

この物語の主要人物5人が主人公宅に揃うまでのあれこれと
各キャラの簡単な紹介がまず最初に本編で語られます。

しかしともちゃんはかわいいな。
主に性的な意味で。(落ち着け


・走る鷹文

先に鷹文と河南子の物語が始まります。

元々恋人だった二人ですが、3年前に二人は別れた。
その原因は鷹文が起こした衝突事故。

陸上部だった鷹文は顧問の先生を恩師と慕っていて、
河南子はその顧問の先生の娘でその縁で付き合うようになった。

んで鷹文は大会で優勝することで河南子との仲を
認めてもらおうとしていたものの、ばらばらの家族を
再び引き合わせるためにあの事故を起こしてしまった、と。

そのことを恩師の先生は許さず、そして許さないままに他界してしまった。

生涯河南子との仲を許してもらえなくなった鷹文は、
恩師を裏切ったことも重なり今も悪夢にうなされている。


その事情を知った主人公と智代は鷹文を近所のマラソン大会に参加させます。

当然当時のように走れない鷹文だったけど、
当時参加すらしなかった大会の代わりに
全力を出して完走したことでわだかまりが取れて。

河南子が父の変わりに許す、と伝えたことで
鷹文と河南子は元の鞘に収まりましたとさ。

いい話だなーとは思うけどそれ以上の感想はないなw

そんなので完璧に解決しちゃうのかよ、とも思うけど
まあ主人公の話ではないから軽く流したんでしょう。


・学校を作ろう

ともの母親と会ってともを捨てた理由を聞きたい。
と言うことで主人公たちはともの母親を探します。

そして無事にともの母親の居場所を発見する。

母親に会いに行った主人公たちは、そこで彼女が
重い病気にかかっていて余命がわずかしかないことを知らされます。

自分が死ぬ前にともを他の誰かに預けておきたかった、と語る彼女。

主人公はその話を聞いてしばらくの間思い悩むも、
母と一緒に暮らしたいと言うともの気持ちだけを考えて
この街でともと母親が一緒に暮らせるよう行動を始めます。

そして学校に通うのだって片道2時間はかかる、
と反対された主人公はその村に学校を作ることにしますw

庭を作ったり学校を作ったり、CLANNADの主人公は
相変わらず無駄に行動力が高い。


最初は非協力的だった村の人たちも、河南子との交流で
新たな何かを作り育つものを見守る生き甲斐を得て、
最終的には村の人全員が協力してとも一人だけの学校を作り上げます。

しかし河南子を連れてくるのも学校を作るのも
選択肢の一つでしかなかったんだけど、
あそこで別の選択肢選んでたらどうなったんだろう。

智代だけは主人公の行動に否定的で。

一度母親に捨てられ再会したかと思ったらまた別れることになる、
それはともに取って不幸なことではないかと主人公に詰め寄ります。

智代はともを溺愛していたので、別れることそれ自体も辛かった。

ただ主人公の説得により、最終的には智代も学校作りに加わります。

俺が近い内に死ぬことになったら、
智代は辛い思いをしたくないから俺の元を去るのか?

とか言う主人公の説得は実に見事だったと思うんですけど。
まさかこれ伏線じゃないだろうなw

最後は母の元に向かうともを全員で見送って終わり。


余命短い人が新たな何かを作ったり子どもに思いを託したり
と言う物語は沢山ありますけど、CLANNAD本編のテーマと
この話はテーマが合致してるから随分と綺麗に終わりましたね。

ちょうどゲーム中で夏休みも終わる日付になったし、
学校を作ってともと別れたら智代アフター終了かと思ってましたw

しかし物語はまだ始まってもいないとかゲームに突っ込まれたので
まだまだ先は長そう。一日では終わりそうにないので続きは後日。

ともとの別れの後から随分不穏な空気が漂ってきたけど
まさか本当に主人公で死ぬ死ぬ詐欺やるんじゃないだろうなw

CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!(4)

10時間30分で実績コンプ完了。

頑張れば10時間切れたかもしれない、とも思ったけど
そもそもギャルゲを頑張るってよく分からんなw

初見は必ず読む。逆に既読は必ずスキップ。

私はいつもそう決めてギャルゲプレイしてるけど、
らぶちゅっちゅに関しては初見文をいくつかスキップしました。

具体的には優愛ルートの眼鏡舐めと卒業式以外の場面。

前回のプレイ日記で書いたとおり、優愛美愛ルートは
優愛美愛の台詞が変わるだけで後は全部同じ展開なので。

面倒臭くなって優愛ルートの大半はスキップしました。


後は各キャラルート突入直後の主人公とエリンの会話も
何周もしてる内に読むの面倒になってきたな。

星来関連の話は展開も結末も全キャラ同一です。

もちろん選んだキャラによって細かな展開は変わるけど、
逆に言うとそのキャラが関与しない主人公とエリンの会話は
どのキャラを選んでも似たり寄ったりの会話が繰り返されるだけ。

私は飛ばさなかったけど、ここを飛ばしたくなる人も多そうだ。


さてと。実績評価です。

Chu☆Chuの世界へようこそ ゲーム起動 5P(☆☆☆☆☆☆☆)

はじめての妄想トリガー 初妄想トリガー 5P(★☆☆☆☆☆☆)
妄想トリガー1~24 各トリガー選択 10P×24(★☆☆☆☆☆☆)
各キャラルート 60P×6(★☆☆☆☆☆☆)

Chu☆Chu25% CG25% 25P(★☆☆☆☆☆☆)
Chu☆Chu50% CG50% 25P(★☆☆☆☆☆☆)
Chu☆Chu75% CG75% 25P(★☆☆☆☆☆☆)
Chu☆Chu100% CGコンプ 25P(★☆☆☆☆☆☆)

メガネスキーふたたび 優愛ルートでポジ妄想 5P(★☆☆☆☆☆☆)
ポジティブ人間ふたたび 全ポジ妄想選択 50P(★☆☆☆☆☆☆)
ネガティブ人間ふたたび 全ネガ妄想選択 50P(★☆☆☆☆☆☆)
No Chu☆Chuでフィニッシュです 妄想0回クリア 20P(★☆☆☆☆☆☆)
スピードChu☆Chuキング 一定量文書をスキップ 15P(★☆☆☆☆☆☆)
完璧主義者 完全コンプ 100P(★☆☆☆☆☆☆)


"起動した瞬間に強制的に解除される実績"
の実績難易度は★1でなく★0にしておきました。

ゲームを起動するための操作も★1レベルはあるかもしれない。
ただそれはゲームの難易度でなく箱360本体の難易度でしょう。

まあどうでもいいと言えばどうでもいい話ですねw

物語の分量がかなり少なく、選択肢も非常に分かりやすい
(実質"どのキャラを選ぶか"の選択肢しか存在しない)
のでコンプ難易度は★1をあげても問題無さそうです。

攻略サイトに頼らずとも何の問題も無くコンプできるゲーム。


実績難易度とは関係ないけどスキップ実績はなかなか面白いですね。

俺は実績の為に仕方なくギャルゲ買ってるんだと
言い張りたい人はw最初にスキップ実績解除すれば良いし。

逆に俺はこのゲームを愛してるんだ、と言いたい人は
スキップ実績を最後まで残すと言うのも格好良い。

スキップ実績をどの段階で解除しているかで
その人のプレイもそれとなく透けて見えそうですね。

私は2周目道中と言うベタなタイミングで解除しましたw


さて、最後に全体の感想を書いて終わりにしましょう。

・シナリオ

前回の日記で大体書いてしまったので
今日は短めに書きます。多分。

前回の日記では否定気味に感想を書きましたけど、
個人的に本作は結構良い出来のギャルゲだと思います。

CHAOS;HEADの続きだとすると変じゃない?と言う点はあっても
今作を単品で見てみると差し当たって文句はない。

と言うかそもそもCHAOS;HEAD本編のラストシーンの後に
6人の女の子と平和な世界でちゅっちゅする続編
を作ろうとすること自体に無理があるんだよw

よくパラレルに逃げなかったな、と感心しています。

それどころかある意味投げっぱなしだった前作ラストの状況から
きちんと全員のエンドを描ききったのはお見事と言うしかない。

優愛美愛の話がきちんと分かれていることと、
星来を捨てる選択肢があること。

この2点がちゃんとしてたら絶賛してたかもしれないな。


・システム

システム面では残念ながら前作以下かな。
なんで美愛を選ぶのがネガティブ妄想なんだこの野郎(ry

前作のポジネガ妄想は単なる選択肢ではない、
独特の面白みはあったシステムでしたけど。

今作の妄想は単なる選択肢だからね。

インターフェースも前作より劣化している、
と言うか何とも手抜き感が拭えない作り。

システム面で語ることはないな。


・総合

シナリオの出来はかなり良いのでお勧めしたい。
ただ"CHAOS;HEADの追加シナリオとして"お勧めなんですよね。

CHAOS;HEADやってない人には別にお勧めしない。

と言うかCHAOS;HEADの続きだからこそ良いシナリオと言えるんだから、
むしろCHAOS;HEADやってない人は買うべきではないとまで言いたくなる。

しかしここで一番の問題になるのは、
私はCHAOS;HEAD本編は別に勧めたくないと言うことw

これは私だけの感想ではなく、結構一般的な矛盾かもしれません。

CHAOS;HEAD本編とらぶちゅっちゅはとにかく空気が正反対なので、
らぶちゅっちゅの空気が好きな人はCHAOS;HEAD本編が苦手だろうし
CHAOS;HEAD本編の空気が好きな人はらぶっちゅっちゅが嫌だと思うんですよね。

らぶちゅっちゅの空気を気に入る人は多分CHAOS;HEAD本編を楽しめない。
しかしCHAOS;HEAD本編をプレイしないとらぶちゅっちゅの面白さが分からない。

良作なのに誰にも勧められない変なゲームだなこれw

CHAOS;HEAD本編をベストエンドまでプレイして、かつそのエンドに
不満を感じたような人には間違いなくお勧めできるけど…。

そんな限定的な勧め方しかできないのは残念だ。


ん。そうか、実績厨に勧めればいいんだ。

CHAOS;HEADはらぶちゅっちゅまで含めてコンプすれば実績2000。
2000ですよ2000。パックマン10個分です。(何だその単位)

CHAOS;HEAD本編とらぶちゅっちゅ両方の空気が好きと言う人は少ないだろうけど、
逆にどちらの空気も楽しめないと言う人も少数だとは思うんだ。

どちらかがつまらなくてももう片方が楽しめるなら
そこまでプレイは苦痛にならないはず。

と言うことでCHAOS;HEAD本編の最後の日記でも書いた
CHAOS;HEADは誰にお勧めなのか?に対する結論がようやく出ました。

CHAOS;HEADは実績厨にお勧め。

CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!(3)

好きなディソードランキング
七海>梨深>優愛>梢>セナ>あやせ


ディソードの造形の好きな順と
キャラの好きな順は似てることに気付いた。

ディソード自身がキャラの象徴になってるってことか。

七海たんのディソードは色々な意味で厨二臭くて最高です。


・優愛美愛ルート

続いては優愛を。

前作を知ってるの前提で語られる本作では珍しく、
優愛美愛の正体についてはかなり詳しく説明がありました。

よく知らないけどPC版の時点では各キャラルート無かったんだっけ?

優愛美愛については優愛ルートに入らないと詳しい状況が分からないから、
PC版から直接らぶちゅっちゅ買った人への救済の意味も含まれてるのかな。


個人的に前作の美愛エンドは綺麗な結末だと思ってたので、
今更優愛とちゅっちゅしてもなぁ…と思ってたらまさかの分岐で吹いた。

迷わず美愛を選択。と言うことで美愛ルートに。
美愛ルートがあるって知ってたらセナより先にしたのに…。

美愛さん良い人すぎるだろwと思いつつクリアして、
その後優愛ルートプレイしたら何だか萎えてしまった。

優愛でも美愛でも物語の展開はほぼ同一で、
基本的には台詞の口調が変わるだけ。

性格が正反対、とまではいかなくともかけ離れた二人なのに
全く同じ会話を繰り広げ物語は全く同じ結末を迎える。

美愛が良い人すぎたりドジっ娘状態になったりしてるのは
優愛と全く同じ物語をなぞる必要があったから
と言うのは美愛好きとしては少し哀しいぞ。


優愛美愛両方の展開を同一にするために、
物語自体も非常に無難な流れで終わります。

優愛の二重人格を治すために片方の人格を消すことになり
(この時点で優愛美愛ルートを選ぶことになり)
その選択だけで優愛の物語は解決してしまうことになる。

優愛を主人格にした場合は"自分は本当の優愛ではない"
と言う重い問題がいつまでも残ってしまうし。

美愛を主人格にしても"最愛の姉を自分が殺してしまった"
と言うこちらも重い問題を背負い込むことになります。

これを主人公が受け止めることで初めて恋愛関係の成立ですよね。

しかし優愛美愛の物語を同じ展開にしてしまっている以上、
優愛だけの、美愛だけの物語を語ることはできない。

結果として二重人格が解消された時点で全部解決になります。

優愛と美愛の人格を別人として扱うんだったら
物語も二人分書いてやれよ…。


優愛美愛の闇には上記のとおり全く触れることはなく、
優愛美愛は最初から星来を受け入れてるのでこちらも問題なく。

特に何の問題も起きないまま全てがあっさりと解決します。
エンディングも含めて毒にも薬にもならないと言う表現がぴったり。

まあギャルゲ的エンドとしてはよくあるパターンだけど…。
CHAOS;HEADのノリではないだろこれは。


・梢ルート

あまりにもほのぼのしすぎなエンドが多くて
何か段々違和感を感じるようになってきた。

なんだこの平和主義は。血のひとつさえ出やしねえ。

あれ?もしかして今って平和なのかな?と思った瞬間に
"タク…ごめんね…"とか"右手を…返して…"とか
言われちゃったりしてこそのCHAOS;HEADだろうが!

と言うことで次は梢を選んでみました。

こずぴぃなら…こずぴぃならやってくれる…!

と期待してたのにやってくれなかった件。


梢の殺人衝動は前作から変わってないんですけど、
今作で人を傷付けることは一回もありません。

梢が人に手をかける寸前に必ず誰かが止めに入ります。

絶対に人を傷付けない殺人衝動って、
こう言うと何だけどネタにしかなりませんよね。

実際ラストシーンは主人公の些細な不快感から
梢が学校を破壊しようとする、と言う状況を
オチとして扱って平和にエンディングを迎えてます。

しかしこれってほのぼのと扱えるオチではない。

今作の平和的世界観だから梢の殺人衝動はネタになってるけど、
同じ流れから殺戮が始まり最後は梢もろとも死ぬ
と言う可能性が有り得ることは前作の梢エンドで語られてます。

梢の黒い部分を否定するのでも受け入れるのでもなく、
ただ今作の世界観は平和的だからと言う理由だけで
ハッピーエンドになってるからある意味一番たちが悪い。

ギャルゲとしてはこう言うのも有りなのかもしれないけど…。
私はまだ前作の梢エンドの方が、良い結末だった気がします。


梢は主人公の嫌いな相手を敵、好きな相手を味方と認識するから
主人公が見守っていれば大丈夫、と言うのが今作の結論ですけど。

主人公が不快感を抱いた相手を梢が殺戮するのは止められない
梢が主人公を否定し別の人物を判断基準にすることも止められない

と言った当然考えられる事態を今作ではスルーしてます。

ラストシーンはまんま上記の上の展開そのままなので、
上記の展開があり得ることは誰の目にも明らかなのに。

なのにハッピーエンドで終わり。

"平和的な世界観"に安心して"現実の危機"をスルーするのは
CHAOS;HEADらしからぬエンディングだなぁ…。

CHAOS;HEAD自体が現実から逃げてどうする。


・あやせルート

最後の一人はあやせさん。

あやせが最後になった理由は、別に嫌いだからではなくw
CHAOS;HEAD本編のあやせエンドで十分綺麗に終わってたからですね。

キャラ個別エンドが幸せだったのは優愛とあやせの二人だけで、
優愛は"優愛"でなく"美愛"が救われた話ですから。

あやせだけは前作で物語が綺麗に解決しています。
逆に言うとこれ以上展開のさせようがない。

頑張って展開させると新たな邪心が出てくるとか
少年漫画的な雰囲気になってしまいますw

と言うことで今作のあやせルートは特に展開もなく、
ただただ電波なあやせとそれに毒される主人公の
ほのぼの会話を眺めるだけで物語は終わります。

本当に何の中身もないストーリーになってるけど、
まあ無理に展開させるよりはこっちの方が良いかな。

まさかあやせだけ個別エンド作らないわけにもいかないだろうし。


あやせルートでは星来関連の話で"思い出を否定しない"
と言う今作のテーマっぽい内容が語られます。

その部分に関しては展開と言えば展開と呼べるかな。

主人公は以前の自分のオタ趣味を続けることにしたし、
あやせも歌に意味が無くなっても歌を歌い続けることにした。

七海も虚構の兄妹関係をそのまま受け継ぎましたよね。

残りの皆さんも今作中において、過去を否定したりはせずに
辛い過去を受け入れて生きていくことにしています。

そのこと自体はまあある意味納得できるんだけどさ。
それが全てでも無いよなぁ。と言うことで続きはまた後述。


・星来ルート

誰のルートにも入らないと星来ルートに進みます。
星来ルートと言っても、実際にはバッドエンドと同一。

個人的にはそこまでBADでも無いと思うんですけど、
BGMと描写が暗すぎるw ゲーム作者的にはBADなんでしょう。

他のキャラとの交流を絶って再び引きこもった主人公は
肉体の構成が解かれ再び意識だけが漂う存在になってしまったと。

主人公は現時点で他者との共通認識で存在していますから、
他者との交流を絶ったら消えるのは当然。これは前作と同一の結末です。

しかし今作は星来との交流を絶つことも否定されてるんですよね。
これが前作とは大きく異なり、私的には違和感を感じるところ。


なんでグリムルートが無いのか。
看護婦さん! 看護婦さん!

いきなり話が変わったように見えますけど上の話の続きですw

確かに主人公にとって星来は大きな存在でした。
ただそれを言うならエンスーだって主人公にとって大きな存在だ。

変な話"人間"として主人公に一番多く接したのはグリムじゃないか?

結局の所それは虚構だったわけだけど、交流自体は実際にあったこと。
"思い出を否定しない"ならグリムは主人公にとって大切な存在になるはず。

グリムを受け入れることも必要なんじゃないか主人公には?

現時点での主人公はグリムを敵としてしか認識してないだろうけど、
(彼女だけど)との思い出を全て否定するのはおかしい。

"思い出を否定しない"と言うなら、上記の流れが必然になります。


そもそも何で"思い出を否定しない"のが正解なのか。

セナはかつて父親への憎しみが自分の一部を構成していたけど、
その憎しみはいつまでも否定してはいけないものなのか。

父親への憎しみを捨てて性格がかなり変わったセナに対して、
父親の憎しみを思い出して昔のセナに戻れよ!と言うべきなのか。

題材を変えると"思い出を否定しない"と言うのは
とんでもない暴論になることが分かると思います。

主人公やあやせは本心では否定したくない思い出があったからこそ、
"思い出を否定しない"と言う言葉で全てが解決しただけの話。

と言うか主人公は"将軍"の思い出も持ってるんだから、
いやむしろ"将軍"の思い出の方が年数的に量が多いんだから
思い出を否定しないなら主人公は"将軍"として生きてくべきじゃね?

と言う発想を主人公がしたことは一回も無い。

主人公も結局の所は思い出を否定しています。
単に星来の思い出は否定したくなかったと言うだけの話だ。


さて。将軍やグリムの思い出が否定されて、
星来の思い出が肯定された理由って何なんでしょう。

主人公の再構成云々の話は置いといて単純に考えると、
星来のことが今でも好きだからの一言で片付くと思います。

自分が成立する為に必要だったと言う小難しい話をしなくとも、
星来が好きで星来を消したくないから目覚めなかった、
そして星来を復活させたから安心して目覚めたと言うだけで良い。

主人公を構成する為に星来が必要だったと考えてしまうと
逆に上述したようなややこしい話になってしまいます。

単純に主人公は星来と一緒にいることを望んだからこうなった。
仮に主人公が本心から脱オタしたかったのなら星来を殺しても問題なかった。

もちろん星来の立ち位置がグリムであっても問題はなかった。
主人公が好きであれば星来がゲロかえるんであっても良かったw

たまたま今作の主人公は星来が大好きだっただけの話です。


長々と語りましたけど、ようやく私の感じた違和感の話ができます。

なんで主人公は星来を好きにならなければいけないのか。

星来を捨てる選択肢があっても良いのに、
何故強制的に星来とちゅっちゅさせられるのか。

数々の思い出の中から星来が選ばれたことに対する
説明はゲーム中には全く存在しません。

主人公は星来のことが好きである。理由はない。

と最初から主人公の思いが決まっちゃってるんですよね。
好きなキャラを選べるギャルゲのはずなのに。

特に星来は前作で"敵"として扱われたキャラです。

主人公は星来に対する良い思い出も多いんだろうけど、
プレイヤーは妄想の象徴、つまり否定すべきものに思えてしまう。

そのキャラと強制的に結ばれるってのはどうなんだろうな、
と言うのが私がプレイ中ずっと感じていたことですね。


さっきも書いたけど変な話グリムだって何の問題も無いんだよ。

グリムとはエンスーでかなりの時間交流していたし、
前作の主人公はグリムを頼りにすることが多かった。

彼(彼女)との楽しかったエンスーの思い出が忘れられない。
だからグリムを復活させて看護婦さんとちゅっちゅします。

と言う流れと今作の流れは本質的には似たようなもの。

流石に看護婦さんがメインヒロインだったら
前作をプレイした人の大半は違和感を感じると思いますw

けど星来も看護婦さんほどではないにしろ、
メインヒロインに据えたら違和感のあるキャラだよね。

と言うことを言いたかっただけなのに無駄に長い文章になったな。

CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!(2)

前作に引き続き今作でも2chネタは多いです。

前作の時は"痛い"と言う感想を持った2chネタですけど、
今作は"痛い"と言うよりは"古臭い"と言う感想を持ちました。

いやこれはゲームの感想ではなくて。

2chもいつの間にか過去の遺物になってしまったんだなぁ
と言うネットの移り変わりの早さに対する感想です。

インターネットスラングと言う言葉自体も
後十数年したら死語になるのかもしれませんね。


・梨深ルート

続いてはラスボスw梨深さんを攻略。

日記では否定的に書いてることが多い梨深ですけど、
キャラとしては何気に結構好きだったりします。

ベタな人格破綻者キャラしてる他の登場人物と違って
梨深さんは素の状態で人格が壊れてるから素敵。

梨深は"自分"を全く他人に見せないから
他のどのキャラよりも本質的に怖いんですよね。

と言うか"自分"が無いんだよな、きっと。

かつて青空を見せてくれた将軍の為に命をかけて戦って、
今は助けに来てくれた主人公の為に全てを捧げてる彼女ですけど。

"梨深"は何がしたいんだろうね?

仮に主人公が梨深を捨てたら彼女はどうするんだろう。
何かそれだけで梨深は自分の存在意義を無くしてしまう気がします。

"自分"が無いから他人は共感できなくて、怖いわけだ。

なんで自分が無いかと言えば、梨深自身もまた
精神的には生まれて数年しか経っていないからですね。

だから主人公とは似たもの同士。

なんだけど、だからこそその似たもの同士で
安易にくっついちゃうと大変なことになるよな…。

その関係が崩れたら二人ともあっさり再起不能になるぞ?


まあ二次元キャラの行く末を真剣に論じても仕方ないかw

前作ベストエンドの時点で主人公と梨深は結ばれてるので、
梨深ルート突入時に特に改めて告白はありません。

むしろ他キャラルートに行く時は梨深に別れを告げる必要があります。

前作で"好きじゃないから殺す"エンドを見せられた
プレイヤーには溜飲の下がるシーンかもしれませんw

まあそれで梨深ルートでは既に二人は結ばれているので。

お前やっぱり将軍のことが好きなんだろ
私が好きなのはタクだけだよ

的な少女漫画ループが始まります。

そもそも主人公は、例え梨深の好きな相手が将軍でも
それでも命をかけて梨深を守る!と前作で決意したわけで。

今更元に戻ってどうする。

私はおろかゲーム中でも上の突っ込みが語られるのでw
梨深ルートは完全に蛇足と呼んで問題無さそうです。

まあ梨深自身の気持ちが改めてきちんと語られるから、
"梨深"と言う存在を確かにすると言う点では必要かもしれません。


星来の正体と心象世界からの脱出方法に関しては、
どうやら全キャラルート同じっぽいですね。

私が前回の日記で類推してた内容が
梨深ルートでは文章で詳しく語られます。

要するに結局ギガマニ6少女の妄想だけでは
主人公を再構成するのには不十分で。

星来も加わることで主人公が完全に再構成されると言うこと。

いやまあそれは結論としては納得いくんだけどさ。
それだと前作のエンド完全否定になるから困るw

前作最後の星来のフィギュアが意図するものが正反対になって、
前作のベストエンドがバッドエンドになってしまう。

エンディングの最中にいきなりこずぴぃの死体が転がってる
と言うのと本質的には似たような状況になっちゃうぞ。

いやこずぴぃを例えに出したのはたまたまであって
別に嫌いなわけじゃうわやめてドカバキは(ry


ラストシーンは将軍の墓参り。

あなたもひっくるめて梨深をもらいます的なあれですね。

ん?けど主人公にも将軍は入ってるんだよな。
つまり主人公の中は(主人公・将軍・梨深・将軍)になる。

これだと主人格は将軍になるんじゃね。

I=私(主人公)
R=Rimi
2=将軍×2


IR2の真の意味は将軍の人格乗っ取り計画だったんだよ!

将軍黒幕説は書いてて楽しいw


・セナルート

残り4人はどの順番でも良かったんだけど、
ラストシーンの想像が付かなかったので次はセナを。

二次元キャラと一緒に僕にちゅっちゅしてくれ!
とかセナに言ったら間違いなくディソード飛んでくるだろw

と想像してたのにまあ随分とセナさんも丸くなったもんだ。
まさかへそちゅっちゅまでOKするようになるとは。

と言うかへそちゅっちゅって何だよ…w

脇の臭いをかいだりとか首輪つけられて強制おしっこプレイとか
今作の主人公オタクから純粋な変態にクラスアップしてないか。


まあともかく主人公の前で自分の弱さをさらけ出して
それを主人公が受け入れたので、セナはもう強がる必要がなくなり。

どうしようもない心象世界からの脱出方法も
自然に受け入れて主人公にちゅっちゅしました、と。

セナの性格は前作と今作で激変してるけど、やはり
神泉駅での一件はセナにとって大きかったんでしょうね。

今まで父親を殺すことだけが生きる目的だったのに
その父親に庇われて自分だけが助かってしまって。

全てが崩壊しそうになった所にスーパー主人公登場だからなw

神泉駅での主人公はまさに無双状態だったから
確かにあの主人公になら惚れちゃっても仕方ないか。


ラストシーンは海外に向かうセナと主人公。

セナは父親の研究を引き継ぎ、ギガマニの力を
今度は平和に役立てる為に勉強することにしました。

主人公もそんなセナの手伝いをします。
何の問題も無い幸せなエンドですね。

このゲームだとどうしてもネガティブ妄想したくなるけどw

CHAOS;HEADでこんな平和な展開になるわけ無いだろ
とプレイヤー自身もすっかり疑心暗鬼になっている件。

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