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さらさ la 3rd

XBOX中心のゲームプレイ日記。

   

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智代アフター(2)

初回クリア。したから攻略サイト眺めてみたけど、
智代アフターのエンディングはこれひとつだけみたいですね。

まあ文句のつけようがないくらい完璧に終わってるからな。

実績的にもBADエンドをコンプする必要は無いっぽいので、
後はBADエンド到達の実績を解除したら智代アフターのプレイは終了。


・記憶喪失

記憶を失っても愛は続くの方が伏線だったかw

学校を作る時にゴミの山から転げ落ちた時の傷が元で、
主人公は脳血腫になり記憶を失ってしまいます。

智代と出会うまでの中学校までの記憶しか残っておらず、
かつ一週間ごとに発作が起きてまた中学校当時に戻ってしまう
と言うなんだか実に物語的に都合の良い記憶喪失w

"死"ってのは誰にでもその内訪れるものだけど、
記憶喪失ってのはまあそう簡単には体験できないと思います。

だから記憶喪失がテーマの話って、それだけで
なんだか現実離れした内容になってしまうことが多い。

今までの智代アフターは現実的な内容を書いていたから、
その物語の中で記憶喪失が入ってくるのは何だか違和感があるな。

エンディングの内容を先に書いちゃうけど、
エンドの内容があれならそもそも記憶喪失ネタは必要ない。

怪我が元で主人公は倒れ、リハビリして、そして死んだ。
これだけでこの物語は成立するから、記憶喪失は蛇足な気がする。


主人公が記憶喪失になる=今までの主人公は消えるだから
投影してた自分はゲーム内から退場してしまって、
実質的にこれ以降の主役は智代になっています。

話は主人公視点で語られるけど主役は間違いなく智代だね。

今は俺が支えてやるけど俺がいなくなったらお前はどうするんだ、
と言う主人公の説得の辺りから主役が智代に切り替わってるわけだ。

ともと約束したあのCGからが智代の物語の始まり。

智代は本当に精神面が激弱で、だからこそ私は
CLANNAD本編の智代はあまり好きではなかったんですけど。

彼女が強くなるための物語が、ここから始まったと。


・エンドレスエイト

一週間ごとに記憶を失い中学当時に戻ってしまう朋也。
(※ ここからの物語の主人公は智代だから
CLANNADの主人公=朋也はここから名前で書きます)


智代は一週間ごとに記憶を失った朋也と出会い、
そして一週間かけて朋也に自分と朋也の思い出を語り、
そして智也が記憶を失うのを見届けて、また新たな一週間が始まる。

それを三年間、智代はただひたすらに続けていました。

途中で心が折れそうになる智代だったものの、
"永遠に続く愛もある"と言う自身の言葉を思い出し、
そして記憶を失った朋也が再び自分を愛してくれたことに喜び、
智代は朋也と結婚して彼を支えることにします。

朋也の記憶喪失を取り戻す手段は一つだけありました。

手術を受ければ、記憶は取り戻せるかもしれない。
しかし手術の成功率は良くて半分。

智代は朋也を信じ、朋也も智代を信じて手術を決意します。


・エンディング

智代アフターは衝撃的な結末!

と言うことだけは事前に知ってしまっていたので、
手術が失敗するんだろうなぁとは予想してしまいましたw

ただ別にこれそこまで衝撃的な結末じゃないよな…。

朋也の手術はひとまず成功します。
目覚めた時、朋也は智代のことを忘れていなかった。

朋也はやがて一般病棟に移り、リハビリを続ける。
その朋也のリハビリを、智代も支えていく。

しかし朋也はそのまま、病院の中で亡くなりました。


ずっとこの物語をタイピングしてきた語り部…
数年後(もっと後?)の智代は最後にこう締めます。

手術を終えてからは自分も朋也も、絶望も後悔もしなかった。
この先に何があっても、それを全て受け入れられた。

過去に様々なことがあったからこそ今がある。
そしてその今が未来へと繋がっていく。

その"人生"の出来事全てが、智代には輝いて見えた。
死の間際の朋也も、智代と同じ心境になっていた。

朋也がいなくなった後も、もう智代は絶望しなかった。

"人生"の全ての出来事を、受け入れられるようになったから。
泣いて笑ってのその全てが、かけがえのない物だと気付いたから。


最後に智代は"画面の向こう"に向けて語りかけます。

私と同じように"人生"を見つけられた人は
まだ人生を見つけていない人を手助けしてやってほしい。

そして、まだ"人生"を見つけられていない人は。

苦しくて絶望しても決して諦めずに"人生"を見つけてほしい。
一人では無理でも私が、そして他の人が手伝ってくれる。

朋也が私にそうしてくれたように、
私も他の人の"人生"を見つける手助けをしたい。

それが私の"人生"だ、と。


凄まじく自己流に解釈してしまったので
本編の実際の内容とは少し違うかもしれませんw

まあ多分こう言うことが言いたいんだろう。

本編中で智代がインターネットを通じて人を導きたいと言う話があったので、
数年後の智代がネットで皆に向けて投げかけたメッセージが
このエンディングの内容、と考えるのが物語としては自然です。

ただ当然これはメタ的な意味でも捉えてやるべき。
作者から、プレイヤーに対してのメッセージでもあるんでしょう。

あちこちでCLANNADは人生って見るけどあれは間違いだな。
"智代アフターは人生"どう考えてもこっちの方が正解だ。


・エピローグ

桜の木の下、あの坂道で一人佇む智代。
そこに朋也が智代を迎えに来る。

智代は涙で朋也のことを迎えます。
二人が再会したシーンで、物語は終わり。

…なんかこのエピローグだけ意味が分からん。

どう言う状況なのか分からない、と言うのではなく
それ以前にこの物語のテーマを完全否定してないか?

智代は一人でも生きていけるくらい強くなった。
自分の"人生"を見つけた智代は、もう絶望することはない。

そんな智代の成長物語をこのエピローグは完全に否定してる気がするw

結局智代は弱いままでしたとでも言いたいのだろうか。
どうにもこのエピローグは上手く解釈できない…。

佇んでいた智代が桜並木の下を一人で歩き出して、
そこに主人公の姿が重なるとかやってくれたら
個人的には思いっきり泣くことができたんですけどw
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