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さらさ la 3rd

XBOX中心のゲームプレイ日記。

   
カテゴリー「XBOX 萌えゲー」の記事一覧

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STEINS;GATE(4)

STEINS;GATEのwikipediaを読んでて驚いたんだけど、
「記憶を消してもう一度プレイしたい」って酷いなw

記憶≒過去は改変できないし改変すべきではないと
語ったゲームに対してこの感想は皮肉としか思えない。

このゲームがエンタメとしてしか捉えられていない
と言うことがある意味一番よく分かる感想だと思った。


・実績評価

シナリオ進行 計100P(★☆☆☆☆☆☆)
各キャラエンド 5×50P(★☆☆☆☆☆☆)
trueエンド 100P(★★☆☆☆☆☆)
全エンドコンプ 100P(★★☆☆☆☆☆)

CGの達成率25% 25P(★☆☆☆☆☆☆)
CGの達成率50% 25P(★☆☆☆☆☆☆)
CGの達成率75% 25P(★☆☆☆☆☆☆)
CGの達成率100% 25P(★★☆☆☆☆☆)

自我のメモリーズ 送信履歴を見る 5P(★☆☆☆☆☆☆)
他我のメモリーズ 着信履歴を見る 5P(★☆☆☆☆☆☆)
投影のヴィジョン 壁紙変更する 5P(★☆☆☆☆☆☆)
ハジメテのオト 着信メロディ変更 5P(★☆☆☆☆☆☆)
共鳴のリアクション メール返信する 5P(★☆☆☆☆☆☆)
忘却のメッセージ 未読メールを残す 5P(★☆☆☆☆☆☆)
完全孤立のアイデンティティ 着信を無視 5P(★☆☆☆☆☆☆)

特定メール実績 6×10P(★☆☆☆☆☆☆)
雷ネットのヒーロー 雷ネット13話コンプ(★☆☆☆☆☆☆)
雷ネットのマスコット うーぱ壁紙コンプ(★☆☆☆☆☆☆)
流行終焉のカエルん カエルん壁紙コンプ(★☆☆☆☆☆☆)
混沌の詩 着メロソングコンプ(★☆☆☆☆☆☆)
混沌の姫たち カオヘキャラ壁紙コンプ(★☆☆☆☆☆☆)

ホームラン級の不器用さ 電話レンジ設定を10回間違える 5P(★☆☆☆☆☆☆)

選択肢がメール返信のみであるシステムは多少分かりにくい。

各キャラルートの入り方は分かりやすくなっていますけど、
trueエンドのフラグ立ては自力で探そうとすると面倒そうだ。

とは言え攻略情報を見ればあっさり終わるレベルです。
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STEINS;GATE(3)

実績コンプ完了。紙芝居ゲーで1250はお得感あるな。

実績wikiだと"文書を全てスキップすれば○時間"みたいな表現があるけど、
あれを実際にやったらどの程度の難易度になるのか最近少し気になってます。

物語のあらすじもキャラ名も全く分からない状況下で
○章の□□との会話で△△を選ぶって結構難しそうだ。

一度やってみたいんだけどそれをやるとゲームが崩壊するからな…。
"既にシナリオを知っているゲーム"でやっても意味がないから困る。

絶対に面白くない最悪の紙芝居ゲーとかがあったら挑戦してみたい。

でも絶対に面白くない最悪の紙芝居ゲーとか評価されてたら
糞ゲー好きとしては絶対に普通にプレイしたくなるだろうなw

今日はSTEINS;GATEのクリア後感想を書いてみます。


・シナリオ

物語の主軸として描かれているのはタイムトラベル。
従って主題も時間軸、過去や未来と考えるべきかな。

まずは過去について考えてみます。

ゲームの目的が"改変された過去を元の世界に戻すこと"だし、
ヒロインのクリスが過去を否定しないことを人生訓にしてるので
『過去は改変してはならない』がこのゲームの主題になるはず。

しかしtrueでそれを全否定して過去を改変しやがったw

過去の改変を肯定するとそれはそれで途中経過を
全否定してしまうから過去は主題にはなり得ません。

次に未来について考えてみます。

ゲームの目的が"予定された未来を別のものに変えること"だし、
主人公が未来は混沌とした世界であることを望んでいるから
『未来は分からない方がいい』がこのゲームの主題になるはず。

ただこれも過去ほどでは無いにしろシナリオとミスマッチ。

世界人口が50億人減る悲惨な未来と先が分からない未来。
この選択肢なら大抵の人は先が分からない未来を選ぶよw

鈴羽ルートのように、平和だけど先が見えている未来を否定して
混沌の未来を選ぶのであればしっかりとした主題になったんだけど。

つまり過去も未来もこのゲームの主題とはなり得ません。

よってタイムトラベルは主題ではないことが分かりました。


ではこのゲームの主題は何なのか。

主題を考えるのは別に難しいことではありません。
プレイを終えた後に一番印象に残ったことが主題なんだ。

つまりSTEINS;GATEの主題とは。

ク リ ス 萌 え

と言うことになりますね。

trueのラストシーンが何よりも明確にそれを示しています。

あのラストシーンを見て過去とか未来とか時間軸のことを考えるか?
クリス萌えの印象が一番強いでしょう。だからそれが主題なんだよ!


別に冗談ではなくて本当にSTEINS;GATEの主題はクリス萌えであり、
だからこそ一般的な人気を得ることができたのだろうと私は思います。

真面目な表現にすれば"エンタテイメントに徹した"と言うことだ。

各キャラルートやtrueルートは時間軸を主題だと考えると
蛇足であったり主題を否定していたりと実に酷い出来です。

ただギャルゲとして、エンタメとしては全く悪くない展開。

むしろ主題を優先して各キャラルートを完全に無くしたり
trueでクリスを救わない方がギャルゲ的には悪い展開でしょう。

主題だけを考えると主人公は最後にクリスを殺すべきです。

それをやってくれたら私個人はその展開を絶賛しますけど、
おそらく大半の方は絶賛どころか否定的な印象を受けるはず。

STEINS;GATEはギャルゲであることを捨てなかった。
私の感想はそれに尽きます。それ以上の言葉はない。


・システム

選択肢を無くしてメールのみにしたのは潔い。

1%ずれると未来が別の展開に変わる世界線や、
世界線をずらせるDメールの存在と言うのは
ゲームとしてかなり面白そうな設定だと思います。

紙芝居ゲーでなかったらかなり面白くなった気がする。

紙芝居ゲーであってもDメールの選択肢を増やせば
まるでゲームとしての印象は異なっただろうに残念だ。

例えば各キャラのDメールは送らないこともできるとか。
この場合送らなかったキャラの世界線は完全省略される。

例えば13日の金曜日ループでDメールを送らないとBADエンドとか。

その程度のことすらしていないからシステムがもったいなく思える。
ギャルゲには珍しくシステム面で多少評価できる部分があるのにな。

STEINS;GATE(2)

実績が1000越えて始めて気付いたけどDLCがあるのか。
しかもプラチナコレクションだと最初から導入済なのか。

STEINS;GATE一番の欠点は中盤の間延びだと思ってるので、
そこがDLC追加部分だったらDLC無の方が名作だな。

と思ったけどDLCは単なるCG追加だけなのか。残念。


・クリス

私はα世界線を尊重するプレイをしていたので
各キャラルートをクリアしつつ先に進んできたけど、
肝心のクリスルートでα世界線を尊重できないのは残念。

13日の金曜日以降主人公が取るべき行動は3通りある。

・α世界線の尊重(以降あらゆる改変をしない)
・β世界線の尊重(改変された部分のみを修正する)
・新世界線へ移動(世界を改変する)

β世界線の尊重は言うまでもなくまゆりエンドになるし、
新世界戦への移動は言うまでもなくtrueエンドのことです。

しかしα世界線を尊重しようとすると
クリスではなく鈴羽エンドになるんだよw

主題とキャラがズレていて気持ち悪い。


・まゆり

STEINS;GATEのベストエンドはこれになるでしょう。
trueは過去の改変をした時点で今までの話全否定だ。

まゆりルートでも謎が解けませんでしたけど、
α世界線ではなぜまゆりの死が必然だったのか。

クリスが死なないと第三次世界大戦が起きないから
β世界線でクリスの死が必然なのはとてもよく分かる。

しかしまゆりが死ななくともα世界線は成立するよな…。

まゆりが死ぬ→主人公復讐を決意→レジスタンス結成

この流れは消えそうなのでα世界線=CERNの支配ではなく
α世界線=支配に対抗するレジスタンスと言うことかな。


・true

オープニングの真相は大体想像どおりでした。
むしろ想像以下だったと言うべきかもしれない。

クリスを殺したのは(事故ではなく)主人公だと思ってたw

どう過去を改変しても絶対に1%を越えてくれなくて
最後にクリスの殺害が正解だと気付く展開なのかと。

1週間前のダルにあのDメールを送ったことで
クリスが生存する未来になった理由もよく分からん。

そこからラスボス戦に突入するのかと期待していたんだが…。

ラスボスの存在する世界線とは別の世界線に移動して
それで解決しましたと言うのは流石に酷い気がします。

ドラえもんの魔界大冒険を見習ってほしい。

STEINS;GATE(1)

XBOX初出のギャルゲではおそらく一番有名な作品。

箱信者の私がなぜ今までプレイしなかったと言うと、
CHAOS;HEADに続く科学ADVシリーズと言われたら
どんなに高評価でもプレイする気にはなれないだろw

CHAOS;CHILDで科学ADVシリーズの印象が変わったから、
STEINS;GATEもプレイしてみるかと思い立ったわけです。

ちなみに事前にシナリオのネタバレは全く喰らってません。
タイムトラベルものであることすら知らなかったレベル。


・共通ルート

13日の金曜日までの展開は素直に面白かった。
科学ADVシリーズは風呂敷の広げ方は上手い。

13日の金曜日はまゆりさんの死に芸に救われたけど、
ループものにありがちな何回同じこと繰り返すねん
的な印象を受けてしまってかなり退屈な印象でした。

ペナルティ0でタイムリープできるのは緊迫感ないよなぁ。

タイムリープするたびにまゆりの死期が1時間早まる!
とするだけで単調な印象はかなり薄まってくれるのに。


・鈴羽

初回クリア前からキャラ別シナリオに入れるのか。

上でループが退屈だと書いたのは13日の一件もそうだけど、
本編ルートだと誤解したまま鈴羽ルートに入ったのも原因かな。

エンドレスエイトはハイリスクローリターンだから止めようよ。

このゲームでは"過去の改変"が明確に否定されています。
ただその割に"未来の改変"は適当に扱われている感が強い。

現実世界の倫理観でならそれは至極当然のことです。

ただこのゲームのタイムトラベル世界観であれば、
過去と同じく未来の改変も慎重に扱われるべき。

未来の存在である鈴羽のルートではその辺について
もう少し真剣に論じてもらいたかったなぁと思います。

鈴羽は世界線が変わるたびに別人になるんだぞ。


・フェイリス

Dメール(世界の改変)を取り消すことを目的にすると、
タイムトラベルものの一番面白い部分になるであろう
"世界がどう変わるのか"を楽しめなくて盛り上がらない。

取り消せたと思ったら別のところが変わっていた!
みたいな新展開もないから実に単調なシナリオです。

しかもこの展開だと最後に取り消すべき世界の改変が
クリスの生存だと分かってしまうから何とも言えない。

フェイリス父の死はあっさり改変できたけど、
まゆりの死が改変できないのはなんでだろう。

クリスの死はβ世界線の前提条件に近いから
おいそれと改変できないのは何となく分かる。


・ルカ子

90年代の少女漫画を思い出すノリ。

と言うかルカ子ルートに限らずどのルートも
少女漫画や昔のギャルゲを思い出す展開だよな。

STEINS;GATEは科学ADVの皮を被ったギャルゲだ。

W.L.O.世界恋愛機構(13)

全エンドを見て後はexシナリオを見るだけになりました。
後はexシナリオクリア実績の20Pが入ればぴったり10万だ。

放置ゲーはかなり潰したもののまだ多少残っているのが気になる。

ただそろそろ新規ゲームをプレイしたくなってきたので
実績10万突破したらまた放置ゲーは再放置を始めそうだ。


・依那ルート

ギャルゲのロボで記憶が消えちゃう詐欺をしない奴っているんだろうか。
それよりも"子供が産めない"のを主題にした方が良かった気がします。

依那ルートは良いシーンもあるんだけどその繋がりが無茶苦茶で酷い。

妹のような存在だけど離れ離れになって初めて大切さに気付いて告白。

と言う展開はお約束ですけど、このゲームは離れ離れになってから
主人公の出番が全くないまま告白シーンに行くから意味が分からない。

普段のどうでもいい場面は引き延ばすのに一番必要な場面をカットかよ。

優梨子が本人のルートよりもヒロインしてたり楓もいいキャラだし
ちゃんと誰かが編集すれば良いシナリオになると思うんだけどなぁ。


・優梨子ルート

山なし落ちなし意味なし。いや落ちはあったか。

全くと言っていいほどシナリオの中核となる主題が用意されず、
告白が全てのまさに少女漫画と言った装いのシナリオですけど
少女漫画だとすると相手役(主人公)の心境が見えちゃ駄目だな。

相手役の心境が隠されるからこそ少女漫画は盛り上がることがよく分かる。

しかし少年漫画のラブコメは相手役の心境を隠すと逆に盛り下がる。不思議だ。

まあ王道展開だしエンディングはこのゲーム自体の総括になるし
最後の一人としては一番良いキャラを選べたような気がします。


・シナリオ総括

最後にWLOのシナリオ全般を評価してみます。
システムはいつも同様0点なので評価しません。

WLOのシナリオは無駄に長いの一言に尽きますね。

私は文章を読むのがかなり早い(ボタン連打でも読めるレベル)
ですけどそれでも全シナリオクリアまでに50時間はかかりました。

しかもシナリオの本筋は50時間の内10時間程度の分量しかなく、
残り40時間は延々と閑話休題を続けられるので非常に困ります。

プレイ途中何回か拷問を受けている気分になりました。

まあ凄まじい量の誤字脱字が全シナリオ全場面で発生していることから、
作者側も誰一人として読み返していないシナリオだと言うことが分かる。

だから馬鹿にしても問題ないでしょう。満場一致で糞。

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