実績コンプ完了。紙芝居ゲーで1250はお得感あるな。
実績wikiだと"文書を全てスキップすれば○時間"みたいな表現があるけど、
あれを実際にやったらどの程度の難易度になるのか最近少し気になってます。
物語のあらすじもキャラ名も全く分からない状況下で
○章の□□との会話で△△を選ぶって結構難しそうだ。
一度やってみたいんだけどそれをやるとゲームが崩壊するからな…。
"既にシナリオを知っているゲーム"でやっても意味がないから困る。
絶対に面白くない最悪の紙芝居ゲーとかがあったら挑戦してみたい。
でも絶対に面白くない最悪の紙芝居ゲーとか評価されてたら
糞ゲー好きとしては絶対に普通にプレイしたくなるだろうなw
今日はSTEINS;GATEのクリア後感想を書いてみます。
・シナリオ
物語の主軸として描かれているのはタイムトラベル。
従って主題も時間軸、過去や未来と考えるべきかな。
まずは過去について考えてみます。
ゲームの目的が"改変された過去を元の世界に戻すこと"だし、
ヒロインのクリスが過去を否定しないことを人生訓にしてるので
『過去は改変してはならない』がこのゲームの主題になるはず。
しかしtrueでそれを全否定して過去を改変しやがったw
過去の改変を肯定するとそれはそれで途中経過を
全否定してしまうから過去は主題にはなり得ません。
次に未来について考えてみます。
ゲームの目的が"予定された未来を別のものに変えること"だし、
主人公が未来は混沌とした世界であることを望んでいるから
『未来は分からない方がいい』がこのゲームの主題になるはず。
ただこれも過去ほどでは無いにしろシナリオとミスマッチ。
世界人口が50億人減る悲惨な未来と先が分からない未来。
この選択肢なら大抵の人は先が分からない未来を選ぶよw
鈴羽ルートのように、平和だけど先が見えている未来を否定して
混沌の未来を選ぶのであればしっかりとした主題になったんだけど。
つまり過去も未来もこのゲームの主題とはなり得ません。
よってタイムトラベルは主題ではないことが分かりました。
ではこのゲームの主題は何なのか。
主題を考えるのは別に難しいことではありません。
プレイを終えた後に一番印象に残ったことが主題なんだ。
つまりSTEINS;GATEの主題とは。
ク リ ス 萌 え
と言うことになりますね。
trueのラストシーンが何よりも明確にそれを示しています。
あのラストシーンを見て過去とか未来とか時間軸のことを考えるか?
クリス萌えの印象が一番強いでしょう。だからそれが主題なんだよ!
別に冗談ではなくて本当にSTEINS;GATEの主題はクリス萌えであり、
だからこそ一般的な人気を得ることができたのだろうと私は思います。
真面目な表現にすれば"エンタテイメントに徹した"と言うことだ。
各キャラルートやtrueルートは時間軸を主題だと考えると
蛇足であったり主題を否定していたりと実に酷い出来です。
ただギャルゲとして、エンタメとしては全く悪くない展開。
むしろ主題を優先して各キャラルートを完全に無くしたり
trueでクリスを救わない方がギャルゲ的には悪い展開でしょう。
主題だけを考えると主人公は最後にクリスを殺すべきです。
それをやってくれたら私個人はその展開を絶賛しますけど、
おそらく大半の方は絶賛どころか否定的な印象を受けるはず。
STEINS;GATEはギャルゲであることを捨てなかった。
私の感想はそれに尽きます。それ以上の言葉はない。
・システム
選択肢を無くしてメールのみにしたのは潔い。
1%ずれると未来が別の展開に変わる世界線や、
世界線をずらせるDメールの存在と言うのは
ゲームとしてかなり面白そうな設定だと思います。
紙芝居ゲーでなかったらかなり面白くなった気がする。
紙芝居ゲーであってもDメールの選択肢を増やせば
まるでゲームとしての印象は異なっただろうに残念だ。
例えば各キャラのDメールは送らないこともできるとか。
この場合送らなかったキャラの世界線は完全省略される。
例えば13日の金曜日ループでDメールを送らないとBADエンドとか。
その程度のことすらしていないからシステムがもったいなく思える。
ギャルゲには珍しくシステム面で多少評価できる部分があるのにな。
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