普通の作品なら、当たり前ですが
メインヒロインの話に一番力を入れます。
ましてやCLANNADの場合、全キャラクターの
真endを見ないと渚のエンドに入れないんですから。
当然渚シナリオにこそ一番力が入っているはずです。
渚シナリオの出来次第でCLANNADの評価は大きく変わる。
期待半分、不安半分で物語を読み進めました。
結果としては。
私の最良の想像を超えるレベルの、
ど真ん中の直球が飛んできました。
ここまで真っ直ぐに飛んでくるとは思わなかった。
私の完敗です。負けを認めましょう。
と言うかここまで真っ直ぐなものに対して
この答えは卑怯だな。と言うことで私も直球を投げます。
CLANNADは神ゲーです。
CLANNADは人生ですw
私はもう若者と呼べる年代ではありませんが、
ここまでの直球を受けて誤魔化す人間にはなりたくない。
・アフターストーリー
まあCLANNAD全般の感想は置いておいて。
今日はアフターストーリーだけの感想を書こうと思います。
そういや最初の渚シナリオの日記で書いた、
>最後は幻想世界で少女が死んで人形が旅立って終わりと言う予想はある意味ぴたりと当たりましたけど、
まさか渚ではなく娘とやるとは思わなかったw
さて。幻想世界が続き、父と和解できず、
その状況で渚が妊娠した。
この時点で全ての伏線を華麗に消化する方法に
誰もが気付いてしまうと思います。
渚が死に、主人公と子どもが残る。
それは悲しいくらいに綺麗にまとまる結末です。
で、案の定予想通りに物語は進行しました。
しかし結末は予想外だった。
これをBADエンドにさせるのかw
そして2周目で渚が復活。
だんご大家族。
エンディングのラスト4枚のCGで
思いっきり泣きましたよ、ええ。
渚を殺さずに、全ての伏線を華麗に
回収しきって終わらせました。お見事。
そしてエピローグ。
私はこのエピローグで完璧に負けた気がします。
変な話、渚が復活するのはある意味では予想の範疇でした。
ギャルゲとして、ヒロインを殺すのは禁則すぎる。
と言うより私自身、ヒロイン殺しはしてほしくない。
著名な作曲家も夢の中でこう叫んでいました。
14歳の少女は、生きなくてはいけない!とw
この台詞は本当にショパン唯一の名台詞。
だから渚復活エンドはやはり予想の範疇で、
全てが上手く解決したなと言う感動だけだったんですが。
エピローグは完全に予想外でした。
確かにギャルゲでヒロインを殺すのは禁則です。
それが幻想世界の少女であっても。
当たり前だ。
しかし私はそれに気付かなかった。
幻想世界の少女は物語上死ぬべき存在であり、
その少女を救済すると言う所まで頭が回らなかった。
そもそも私が泣きゲー嫌いだった理由って、
キャラを安易に殺してしまうからだったはずです。
そんな私が安易に死ぬべきものとして扱っていた
幻想世界の少女を、泣きゲーと言われるこのゲームは救った。
これははっきり言って完全敗北です。
なので。負けを認めます。
と言うことすら恥ずかしいですね。
じゃあ代わりにだんご大家族でも歌います。
だんごっだんごっ
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