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さらさ la 3rd

XBOX中心のゲームプレイ日記。

   
カテゴリー「XBOX 萌えゲー」の記事一覧

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CLANNAD(春原兄妹)

渚&藤林姉妹&智代完全無視で話を進めたら、
今度は春原兄妹シナリオに進行しました。

このまま全員のシナリオに一分の隙もなかったら
CLANNADは史上最高のゲーム
と呼ばざるを得なくてある意味困っていたんですがw

やっと突っ込めるシナリオが出てきて一安心です。


・春原兄妹

と言うかこれは春原陽平シナリオであり、
妹はただのおまけのような気がします。

まあ妹がいないとギャルゲにならないんですけど。

このシナリオはステロタイプであること
が逆に非常な欠点になっていますね。

ステロタイプ。CLANNADでは語ることが多そうなので、
一応この場で定義付けしておきます。

ステロタイプ(ステレオタイプ)の意味自体は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97
wikipediaの↑の人間やキャラクターの類型化
と言う項目を呼んでもらえれば意味はつかめるかと。

しかしwikipediaにこんな主観的な文章載せていいのかw

ただ私がCLANNADでステロタイプ的なキャラ、
と呼んでいるのは上記の意味とは少し違います。

主人公や渚や藤林姉妹も、ある意味でステロタイプ。
ギャルゲのお約束なキャラ設定ですからね。

ただ、CLANNADの顔無しキャラに関しては、
お約束なキャラ設定と言う括りでは呼びにくい。

CLANNADの顔無しキャラは、ステロタイプでなくてはならない。
顔無しキャラに、その人ならではの人間味を持たせてはならない。

おそらくCLANNADの作者は、こう言う縛りを
意図的に取り入れてるのではないかな。

つまりCLANNADの顔無しキャラは人間ではない。
何も考えないし、何も成長しない。


同人作品のような書き手のレベルが低い作品だと、
サブキャラに人間味が全くないことが良くあります。

しかしそう言う作品とCLANNADは、全く違うもの。

CLANNADは、顔無しキャラにも人間味を持たせられるのに
あえてそれをしていないわけですからね。

なぜそう思えるのか、と言うと。

幻想世界の"獣"=現実世界の顔無しキャラですから。
わざとやってるわけです。幻想世界を作るために。

まあ私はまだ幻想世界を終えていないので。
この話に関しては完全クリアした後に書きましょう。


話を春原兄妹シナリオに戻します。

CLANNADは顔無しキャラを
意図的にステロタイプにすることにより、

世界は自分と彼女二人きり

と言う状況を作り出しているわけです。

他キャラが全員記号でしかない、と言うのは
他キャラが一人も出てこない、と言うのの数倍強烈。

結果として強制的に、世界は自分と彼女だけで
収束していくことになってしまいます。

恋愛にはめるには最適な状況でしょう。
と言うか酷いゲームだよこれは本当にw

しかし逆に言うと、この世界設定では
恋愛以外の人間関係が全く語れなくなる。

特に友情話は作りようがありません。

愛情は最終的に二人に収束する、つまりは
閉じる世界ですのでこの世界に合っていますが。

友情は基本的に、広がるものです。
閉じる友情なんて、アッーとしか言えないw

世界に二人だけ残された少年少女の愛情物語
と言うと美しい話っぽいですけど、
世界に二人だけ残された少年二人の友情物語
なんて本当にあっち系の想像しかできません。

春原兄妹シナリオによって春原との友情は
きっちりと描けたとは思うんですけど。

周りの世界が閉じてしまっているので、
これ以上進展を起こしようがないんですね。

仮に周りの世界が開いていく状態なら。
つまり顔無しキャラに人間味があれば。

友情をきっかけにして主人公も春原も
先の世界へと進んでいけるはずです。

しかしCLANNADの世界は開いてはいかない。

だから友情を描くことはできない。
友情は過程であって、結論にはなれません。

と言うことで、残念ながら春原シナリオは
他の友情を描いた作品よりも優れている、とは呼べませんね。

もっとも、CLANNADのテーマが閉じる世界であるなら
このエンド以外に進めようがないのも確かですけど。
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CLANNAD(藤林杏)

智代シナリオで杏が少し好きになったので
今度は藤林姉妹の姉の方を狙うことにしました。

気の強い毒舌なキャラでさえ
思わず口ごもるようなどす黒い最悪な感情。

をそのキャラが思わず吐露してしまう
瞬間と言うのが私大好きなんです。

智代シナリオ終盤での、杏の
なんであんたなのよっ…
って台詞ですね。こう言うのが好き。

ちなみにこんな変な属性が芽生えた
きっかけはエリーのアトリエです。

と言うだけで分かる人には分かるだろうw

そういやアトリエシリーズってギャルゲでいいのかな?

私としては、あれは主人公が女性なだけで
立派なギャルゲだと思うんですけど。

仮に一般的にもギャルゲの仲間にされてるんだったら、
今まで完全クリアしたギャルゲリストに
エリーのアトリエも加えることになりますね。


・藤林杏

話が脱線しました。

杏シナリオの感想を一言で書いてみますね。

なんで椋選ばないんだよ!
なんで椋選ばないんだよ!

…しまった、二言になってしまった。(?)

なんでああも健気で一所懸命な娘を裏切って
ツンデレもどきに告白せねばならないのか。

流石にここまで言うのは酷すぎるかw

しかし、現状では杏のシナリオが一番好きですね。

きっちりと広げてきっちりと畳んだ。
シナリオとして何の不満点もありません。

ただ収束に向かう最後の1日で、

主人公 椋を裏切る
椋 裏切ってきた杏の背中を押す


と綺麗に反転しているからこそ、

杏 椋を裏切る

↑このイベントは入れてほしかったです。

主人公→椋への行動と杏→椋への行動は
本質的には全く同一なんですよね。

だからこそ、主人公が椋を裏切ると同時に
杏が椋を裏切ってこそ綺麗に収束する。

これがあれば私は杏を好きになれたな。

ただまあ、このイベントを入れなかった理由も
薄々と分かるので、特に文句があるわけでもありません。

私好みかそうでないか、それだけ。

このシナリオだと、私はやはり白を貫き通した杏より
黒くなってまで主人公を求めた椋の方に愛着が沸きます。


と言うか杏シナリオに入ってから
椋endを迎えることってできないんだろうか。

杏シナリオに入る条件は
杏の選択肢で全て正答を選ぶ
に加えて、
椋の選択肢で全て正答を選ぶ
も含まれているはずです。

これが分からなくて何度BADエンドを迎えたかw

つまり杏シナリオに入ってる時点で既に
椋の好感度もMAXのはずだから、
杏シナリオに入って椋を求めることは出来ない。…よね?

杏シナリオの黒い椋は非常に好きなんだけどなぁ。

エロゲだったらそれこそ春原の台詞よろしく、
3人一緒に仲良くできるのに

 ̄|_|○ □←辞典
     □←タロット

CLANNAD(坂上智代)

冷静に考えてみると、9/11になったら
インフィニットなんとかをプレイするんだよな。

となるとCLANNADはそれまでに終わらせる必要がある。

だからしばらくはCLANNADだけを延々とプレイするけど
これは仕方ないことだよね、うん。

と言う言い訳を考えてみましたw


・坂上智代

次は渚&藤林姉妹完全放置でプレイ。

そうしたら智代シナリオに入りそうになったけど、
結果としてどのシナリオにも入れず。

幻想世界で雪の中に埋もれて終わったw

ひでえBADエンドだなこれは…。

智代シナリオに入れなかった理由は
おそらく渚を完全放置したからでしょう。

主人公があの娘と知り合っておけば…
なんてわざとらしい台詞吐いてますからね。

しかし困ったな。

中庭から手を振られた時点で、私の脳内から
渚以外の存在は消えてしまうんだけど(そうですか

ひとまず渚=演劇と言う所まで進めて、
もう一度智代シナリオを進めてみました。

おお、今度はきっちりと先に進んだ。


で、ようやく智代シナリオに突入。
なんだこのエロエロシナリオはw

一度野球部に負けてBADエンドに突入するも、
次は無事に真endに到達できました。

光の玉も貰えたので、これが真endで良いんだろう。

何より、投げた伏線をきっちり全部拾いきって
完璧にたたんで終わりましたからね。

これ以上ストーリーを進展させようがない。
お見事な真endでした。

これ以上話を先に進めると
少女漫画的ループに突入してしまうだろうw

少年漫画的ループ

修行

強敵に勝った!

さらに強い敵が…

修行(ry


少女漫画的ループ

好きです…!

いちゃいちゃ

すれ違い

それでも好きです…!

いちゃいちゃ(ry


こう言うことですね。

はっきり言って少女漫画ループの方が
読み手としては非常に厄介です。

少年漫画の強い敵には限界があるけど、
好き⇔嫌いループは本気で永遠に続くのでw


何で少女漫画をいきなり引き合いに出したかと言うと、
智代シナリオは少女漫画的エッセンスが非常に濃かったので。

正確に言うと90年代少女漫画+90年代テレビドラマかな。

両方とも主な対象者は女性なので、もしかすると
智代シナリオは女性に受けるんじゃないか。

女性がCLANNADをプレイするかどうかは知らんw

これはCLANNAD全体のシナリオにも言えるんですが、
CLANNADは顔無しキャラの大半がステロタイプなんですね。

意図的にステロタイプなキャラを作るのは、
これこそテレビドラマによくある手法だと思います。

>顔無しキャラの大半がステロタイプ

これについてはCLANNADプレイ終了後に
改めて感想を書いてみましょう。

力がなくてステロタイプになってる作品は多いけど、
この作品は意図的にステロタイプにしてるような気がするぞ?


ああ智代シナリオなのに全然智代について触れてない。

正直あまり智代に興味はなかったので
ラブラブシーンは適当にボタン連打してましたけど。

そんな私でも最後は智代ー!と叫びたくなったので
まあシナリオとしては良質なのではないかなw

智代に関しては、愛欲に溺れるBADエンドも
あれはあれでひとつのエンドのような気がします。

智代の行動理念の全ては家族の為であり。

今までの家族と新しい家族(主人公)
の板ばさみになった結果今までの家族を失う。

よって新しい家族である主人公に対して
異常なまでの執着をするようになるんですね。

このBADエンドが一番智代のキャラを深く語っていると思います。
私もこのエンド見て智代好きになりましたし。

もちろん今までの家族をきちんと守りぬいた上で、
新しい家族も自分の手に引き戻す真endが
一番智代らしくて完璧なエンドだとは思いますけどね。

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