新kinectでの音ゲーだから発売直後にプレイ予定だったけど、
なんだかんだで放置してかなりプレイが遅れてしまいました。
kinectはプレイ前に部屋の掃除をする必要があるのが一番きついw
単純な掃除ならまだしも下手すると模様替えレベルに発展するし…。
それとやっぱり夏場はやる気にならないよ。
・プレイ方法
上下左右斜めの8方向いずれかに手をスライドさせる、
または正面に向けて手を突き出すだけのお手軽操作です。
スライドさせた後に一定時間手を固定する操作と、
お手本に合わせて手を動かす操作も加わるものの
それでもkinect音ゲーでは一番単純じゃないかな。
ただ操作は単純でも難易度は最低と言えるほどではありません。
わけがわからなくなってわしゃわしゃする程度の配置は来ますw
判定はOKとミスの2種類だけでミスをしてしまうと
一定時間演奏中の楽器音が途切れるタイプのゲームです。
kinectはSEを鳴らす方式にした方が面白いと思うけどな。
まあしかしこのゲームの売りはなんといってもフリーゾーン。
"作曲の魔法"とまで銘打ったこのシステムは確かに素晴らしい。
・作曲システム
楽曲のプレイ中には時折フリーゾーンが挟まり、
5種類の作曲システムで遊ぶことができます。
アルペジオを自由に演奏できるアルペジエーターっぽい装置。
ドラムループ等を組み合わせて演奏するリズムボックスっぽい装置。
両手の幅やひねりでフィルタ等の効果を発生させるエフェクター。
指定されたフレーズを切り貼りして新しいループを作るサンプラー。
指定されたフレーズの手数や音色を自在に変更できる謎装置。
最後のだけDTM的に上手い表現が見つからなかったものの、
まあどれも何ができるかは簡単に分かるインターフェイスです。
単純なフリーゾーンとしても高機能ではあるんだけど、
このゲームの素晴らしさはそんなところにはありません。
フリーゾーンで演奏した結果がその後の楽曲に反映される。
これがこのゲーム最大の売りであり私も絶賛したいポイント。
自分の演奏した旋律がクライマックスで再登場したりするから実に熱い。
フリーゾーンの演奏結果をバックトラックにして別の場所で
再び演奏させるのを音楽的に実現させるのはかなり簡単です。
ぶっちゃけ同一コード内ならどうにでも重ねられるからね。
ただそれを音ゲーで実現させたのはよくやったと思います。
・音楽
クラシック+古めの洋楽で個人的にはあまり興味を惹かれません。
まあ冬の第一楽章があるだけで音ゲーマー的には満足かもしれないw
ただラスボス戦だけは意欲作で評価したいところ。
ノイズに支配された世界を作曲の魔法で塗り替えていって、
最後にそのノイズの親玉を倒すのが基本的なシナリオ構造です。
そこでラスボスとして出てきた曲が調性の不安定な主旋律だけの曲で、
作曲の魔法でバックトラックを作って曲を完成させていく面白い展開。
最後に魔法で作成した全5種類のバックトラックが同時に演奏されて
曲が終わったら大絶賛してたものの残念ながらそうはなりませんでしたw
同時に演奏できる作曲したバックトラックは2種類が限度なのかねえ。
まあそれでもラスボス戦は意欲作だよ。
楽曲の大半が自分が作曲した旋律になるから面白い。
無論言うまでもなく残念なことになる可能性も高いけど。
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