trueエンドまで読了しました。
前回の日記で名作だと断言しましたけど撤回します。
この作品はもう名作ではなく神作と呼ぶしかない。
trueが衝撃的かつ完璧なまとめだった…。
・ルート分岐
CGの空きを見るに最低でも後2個はエンドがある。
世莉架・澪・うきルートはあってもおかしくない。
ただ澪とうきは彼女たちに対する選択肢がほぼ0に近く、
何をすれば彼女たちのルートに入れるのか分かりません。
仕方ないからひとまず全分岐をまとめてみました。
1章
・告白の反応 せり
・ゲロかえるん 無
・乃々初見 乃々
・川原初見 無
・乃々の純白 乃々
・華初見 華
・ホテル内 せり
・夜の来客 ポジ:せり ネガ:雛絵
・葛根湯 せり
・甘いもの 乃々
・雛絵初見1 雛絵
・雛絵初見2 雛絵
2章
・パン購入 せり
・警察に連行 雛絵
・ニコ動の反応 ポジ:澪 ネガ:無
・トイレの二人 せり
3章
・文化祭華1 華
・文化祭華2 華
・文化祭雛絵 雛絵【雛絵ルート確定】
・くすぐりあい 華・せり【華ルート確定】
4章
・実家に帰宅 乃々【乃々ルート確定】
5章
・澪の部屋 澪・うき
7章
・風チラ 無
本編のポジネガ選択肢は上記で全てです。
キャラ名はその妄想で主役となる人物。
雛絵・華・乃々については全妄想をポジにした上で、
ルート確定妄想をポジにすればルートに入れます。
逆に確定妄想をネガにすればルートには入れません。
こう並べると5章の澪うき妄想が明らかにポイントっぽい。
ただし澪が妄想に出て来るのはここともう一つしかないし、
うきに至ってはこの妄想以外には全く選択肢がありません。
とりあえず全ポジティブ(他キャラルート確定妄想だけはネガ)
全ネガティブ全妄想不使用の3通りで5章の澪うき妄想まで進めて、
それぞれのデータでポジネガ不使用全てを試してみたけど空振りでした。
澪とうき二人とも個別ルートがない可能性は0に近いと思うんだけど…。
困ってヘルプを見ていたらマッピングトリガーの項目で
マッピングトリガーでもシナリオが分岐するかも?とあって
これだ!とマッピング鳥トリガーも全選択肢を選びましたけど、
結果としてはBADENDが1個見つかっただけで終わってしまった。
被害者の共通点は?の選択肢で全ミスするとBADENDに行きます。
黒せりさんが出てくるので1周目では出ないようになってるかな。
・うきルート
諦めかけ寸前でポコンと鳴ってくれて感動しました。
ネタバレを見ずどうにか完全独力で攻略できた。
澪うきを諦めて世莉架ルート狙いでプレイした時に発見。
選択肢はせり絡みの妄想は全ポジでそれ以外全ネガして、
5章の澪うき妄想の時にポジでうきルートが確定しました。
つまりせり絡みの妄想のどれかをポジにすることと、
それ以外の妄想のどれかをネガにすることが条件になる。
(全ポジ全ネガではうきルートには入れなかったので)
何の選択肢が条件なのか気になるけどそれはまあいいか。
まさか澪ではなくうきルートの方が来るとは思いませんでした。
14歳なんだから見た目は小2でもぺろぺろして問題はないな。
うきルートは何と言うか一番ひねりがなかったな。
唯一驚いたのは夢さんをキャラとして出したことか。
夢さんは空想上の存在で終わらせるかと思ってたw
エンディングではうきが植物状態になってしまいますけど、
CHAOSシリーズだと植物状態とか平和な部類に入るから困る。
うきルートは3つしか選択肢がないものの、BADEND4個と
隠しエンド1個が用意されていて全ての展開を見るのは一苦労。
私はtrueエンドまで見た後にCGが埋まってないことに気付いて
全選択肢をあれこれ試して隠しエンドを発見することができました。
ポジ→ネガ→ポジの順番でクリアすると隠しエンドです。
・各キャラルート感想
各キャラルートを私の好きな順に並べるとこんな感じ。
乃々>>>>>>>>>>>>>>>>>>うき>華>>>雛絵
乃々ルートはもしCHAOS;CHILDがギャルゲだったら
こんなエンドになると言った感じの名エンドです。
まあCHAOS;CHILDはギャルゲではないとtrueで思い知らされますけどw
うきルートは展開が無難すぎて特に驚くところがない。
華ルートはぶっとんだ展開だけどテーマ性が薄いです。
雛絵ルートは雛絵がいきなり惚れていきなりおかしくなって
包丁を持っただけのおばさんにギガロマニアックスが殺される、
"シナリオの為に動いているキャラ"感が強くて好きではありません。
ただ各キャラルートは本編の補足と言う点ではどれも良かった。
乃々、雛絵、華、うきがそれぞれ本編でなぜあんな行動をしたかの
補足と言う意味ではどのルートも上手く説明できていたと思います。
さて、各キャラルートはどれも今作のテーマに沿っています。
悲惨な真実と平和な虚構。それでも真実を知ろうとするのか?
うきルートの主人公は真実を求めたことでうきを殺してしまいました。
雛絵ルートの雛絵は真実を求めたことで主人公を殺してしまいました。
乃々ルートの主人公は真実を求めたことで乃々を殺してしまった。
まあ虚構の乃々を殺して泉理と言う真実が見つかったと言う点では
上記2ルートと比較するとハッピーエンドに近いと言えますけど、
それでも真実を求めたことはかなりの痛みに繋がっています。
以前の日記に書いたとおり本編も乃々の忠告に耳を貸さず
真実を知ろうとしたことでいくつもの命が失われます。
基本的に物語だと平和な虚構よりも悲惨な真実の方が良いことにされます。
物語と言う媒体である以上真実を明らかにしないと観客が楽しめませんから。
ただCHAOS;CHILDの真実はどれもこれも本気で救いようがない。
真実を追い求めることが本当に良いことなのかどうか。
これに対する決着を真エンドで付けてくれたら嬉しいな。
そう思いつつtrueをプレイした私が見たものは、
今までの全てをひっくり返すくらいの悲惨な真実と、
真実を知るべきなのかの答えを出したラストシーン。
と言うことでtrueの感想は次回書きます。
trueはプレイ当日に感想を書くのは無理。インパクト強すぎ。
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