──そして。
僕は、このくそったれなゲームをクリアーした。
私の最終的な感想が糞ゲーだったらクリア後感想は
パケ裏にあるこの台詞で締めようと思っていました。
ただ初回クリア時点で明らかに糞ゲーではないと判断。
まだ疑問点がいくつか残っているので判断は保留しますけど、
良作か名作のどちらかに属するゲームであることは間違いない。
今日の日記は真相までネタバレするので改めて注意。
・9章
「まさか…世莉架が…」
知 っ て た 。
ゲロかえるんの音はネタバレする時に絶対に使うと思ってたw
ただこの音って性質的に仕方ないけど聞こえにくいんだよね。
もっと印象的な音にしておけばもっと驚けたと思うんだけど。
さて世莉架がラスボスだったのは的中したものの、
南沢さん絡みは完全にミスリードに引っかかりました。
世莉架をボス扱いしたのは推測ではなく前作の印象からなので、
世莉架絡みの私の予想は残念ながら全面的に外れました。
病院に忍び込んだのは実は1人と言うところだけ当たったけど
これも前後の状況がまるで違うから偶然的中したとしか言えない。
乃々があっさり殺されるのは予想外でした。
ヒロインを本気で殺すギャルゲが来るとは…。
乃々・南沢さん絡みは結局真相が明かされず終わっています。
"なんで乃々がそのことを知っていたか"すら説明されていない。
日記の冒頭で書いた判断を保留にしている一番の理由がこれ。
ミスリードで結局あまり関係が無かったとはいえ、
乃々の真相が頷けるものかどうかで評価も変わります。
2周目でおそらく乃々ルートとかあるんだろうしそれに期待。
・10章
「まさか…父さんが…」
知 っ て た 。
こちらは予想通り。とは言えラスボスとは思わなかった。
雛絵とうきはとても良いキャラに育ったのに、
久野里さんだけ最後まで地味に空気だったな。
華は何かありそうで最後まで何もなくて予想外だったw
実は重大な事実を隠し持ってますとか実は敵ですとかではなくても、
"初めて言葉を話すシーン"はあるだろうと思ったらそれすらないとか。
・11章
ギガロマニアックスの能力を矮小化させたのはまあ無難な選択。
ただ前作の超妄想バトルに比べると今作は剣で切り合うだけで、
普通の戦闘ものになってしまっているからそれが少し物足りない。
2~3人戦闘員を増やせば普通に勝てそうだから困ります。
と言うか主人公と世莉架が同時に戦うだけでも勝てたような…。
世莉架=梨深ではなく世莉架=星良オルジェルだったのは良い引っかけ。
・真相
父親撃破後世莉架に刺された所までは、好きじゃないから殺すキターと
相変わらず前作ネタに喜んでいただけに最後のオチで完璧に負けた。
今回の事件の真相も主人公を追い詰めるためかよと思っていただけに
ニュージェネ事件のような大事件を解決したいと言う主人公の妄想
が原因だからこそニュージェネ事件と一致したと言うオチは良い。
そもそもニュージェネ事件の真相が糞なのにどうすんだと言う
以前の日記に書いた私の不安を見事に解消してくれたと思います。
しかもこれCHAOS;HEADのようなゲームを遊びたいと考えた
プレイヤーにもかかってくる内容だからより熱いんだよな。
ニュージェネに限らず意図的にHEADの展開と似せている点が多い
と言うのは前回までの日記でも触れたし最終決戦とかほぼそのまま。
HEADのようなゲームを望んだからHEADみたいになったと言うオチは面白い。
そして世莉架は11章だけで完璧なヒロインになりました。
暗闇の中で話し相手になって主人公を救う白世莉架も、
泣きながら主人公を止める黒世莉架もどっちも好きだ。
らぶちゅっちゅを作るなら世莉架は白黒両方攻略させてください。
と言うからぶちゅっちゅ作ってください。
XBOXで出なくてもプレイしますから。はい。
・エンディング
前作が星良の死で終わるなら今作は当然黒世莉架の死で終わる。
ただ星良が実質的に最初から最後まで敵役だったのに対して、
世莉架は最初と最後は紛れもなくヒロインだっただけに痛ましい。
だから世莉架復活は別にいいと思うんだ。
ただ問題は最後のニュースw
脱走ならまだしも警官を殺しちゃ駄目だろ。
主人公の中に眠る(悪い意味での)ヒーローへの憧れは
結局消えませんでしたと言いたいのかこのエンディングは。
最後の久野里さんの君はどっちなんだと言う問いに
ネットで答えを見ちゃったから分からないと言う
返しが上手くて感動したのに。答えだしてどうすんだ。
この点も2周目以降で何か説明があると信じたいところ。
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