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さらさ la 3rd

XBOX中心のゲームプレイ日記。

   

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End of Eternity(9)

闘技場全部★が想像以上に面倒くさすぎる。

X連打で戦闘自体は放置できるようになったけど、
それでも毎回RANK選ぶ必要はあるんだよな…。

闘技場のRANKはもっと簡略化すれば良かったのに。

各章開始ごとに1RANK解放+裏ボス的なRANKとして
RANK20もあればシステム的には何の問題も無いんじゃない?

全く同じ構成の敵パーティを延々と倒し続ける

一匹増えただけの敵パーティを延々と倒し続ける


この繰り返しが続く区間は本当に作業でしかないぞ。

★付けは実績以外に何の意味もないから作業でもいいとして、
通常プレイでも各3回撃破する必要があるのは意味が分からん。


さて。今日はEoEのプレイ後感想を書きます。

普段は初回クリア後にプレイ後感想書いてるけど、
EoE初回クリア時は色々と忙しかったので…。

一応まだ2ch他ネット上のEoE情報は全く見てないから
いつも同様完全に私個人の感想にはなってます。

EoEは特に目立った欠点がなく叩く材料が少ないのと、
ネットユーザーが好みそうなネタが多いのとで
ネット上での感想では高評価が多そうですね。

いや実際にどうだかは知らないけど。


・シナリオ

EoEは要するにちゃんとしたFF13だよね。

超越者によって管理されている世界があって、
主人公たちが超越者ごとその世界を破壊して終わり。

最後が奇跡で終わるところも一緒だなw

ただEoEはFF13と違って、敵も味方も行動理念がしっかりしてます。

ゼファーはクランク神学校によるバーゼル全肯定の教育(洗脳)に
耐えきれず世界を、つまりクランク神学校を崩壊させた。

リーンベルはバーゼルに(正確にはバーゼルの統治者に)死の運命を与えられたけど、
ゼファーと出会いバーゼル自体を否定すると言う考え方を得た。

二人ともバーゼルを破壊する動機(?)はしっかりしてます。
ルシにされたから、とか言う人たちよりはまともだw

ただヴァシュロンだけは動機が不明瞭なんだよな…。

アントリオン戦の最後で"生まれながら持っていた"と語られるけど、
ヴァシュロンの言動はあまりバーゼルを否定してるようには見えない。

バーゼルを真っ向から否定した人間でないと奇跡は起きないはずだから、
ルキア事件の時点でヴァシュロンはバーゼルを否定してたはずなんですけど。

当時のヴァシュロンってカーディナルのお付きだよな。

ルキア事件の頃の情勢がどうもいまいち分からん。
シャンデリアできちんと情報収集すれば分かるのかな?


まあ少なくともゼファーとリーンベルは
バーゼルを破壊する明確な理由があったのは確かです。

んでそれに対する敵側、ロエン他カーディナルもまた
不条理なバーゼルの仕様に不満を抱いていた。

ただロエンに"バーゼル自体の否定"はできないんですよね。

ロエンも教皇もバーゼルの統治者として生きてきた人物です。
バーゼルの否定は己の、そして何より教皇の否定に繋がる。

ロエンに教皇を否定することは出来ないでしょう。

なのでロエンはバーゼルの枠組みから抜け出せず、
ただその中で足掻き続けるしかない。

バーゼル自体を否定する主人公たちと相容れることはできず、
バーゼルの統治者であるロエンは最後主人公たちに戦いを挑むわけです。

文章にしてみると非常に分かりやすい流れなんだけど、
物語が断片的だからプレイ中は結構ややこしいよな。

↑これも私の単なる想像でしかないですし。
断片的な話を繋げたら私の場合はこうなった、と言うだけ。


主人公たちの動機の元は自分の死であったし、
ロエンは教皇の死が動機になっている。

寝てる幼女を視姦しつつ"芸術だ…"とか言い出す
変態も一応表向きの目的は不死を得るため。

と言うかサリヴァンが不死の身体を望んだ理由って
永遠の幼女を永遠に視姦したいからだろw

個人的には共感できるけど(ry

ともかく全員の動機が"死"と深く関わっているので、
EoEのテーマはそのまま"死"でいいと思います。

ゲームのような子供向けメディアで"死"を書くと
死ぬのは絶対に駄目! 生きてれば何でもいい!
的な論調になりがちですけど、EoEはそうではない。

自分の目的の為に命を捨てることは何の問題もない
(その命が自分の命でも他者の命であっても)
と言う考え方の登場人物が多いので、EoEは大人向けの物語ですね。

ロスオデの千年の夢の感想の時も似たこと書いたけど、
子供向けとか大人向けって別に作品の質とは関係ないです。

あなたの命と引換に世界人類を救えるとしたらどうしますか?

と言う問いを10代と80代の人100人に投げかけたら
おそらく回答の割合は正反対になるでしょう。

別にどっちが高尚な意見、と言うわけではなく
単純に大人になればなるほど命が軽くなるだけです。

ただEoEは命を軽く扱う大人的な視点でありながら、
未成年であるゼファーは子供的な視点を持っています。

ゼファーは自分が死にたくないと言う理由だけで
クランク神学校虐殺事件を起こしたんだから。

しかしそのゼファーの自分の死を認めない子供的な考えが
結果としてはリーンベルを助けバーゼルを否定できたわけです。

子供的な考えが最終的に大人的な考えに勝ってるので、
大人視点なのに子供用ゲームとして相応しい結末になっている。

ゲームシナリオとしては非常に綺麗な内容だと思います。


こうまとめるとEoEのシナリオ絶賛してるように見えるなw

物語としては確かに良い話だと思うんですけど、
プレイ中は話が断片的過ぎて素直に楽しめないのが難点。

それに加えて空想的な描き方をしてるから
より分かりにくい内容になってますね。

結局このゲームは"奇跡"で"死"を打ち破ってしまってます。

"若者の未来"が"死の恐怖"を打ち破ったと考えれば
それは物語の構造上は別段変な話ではない。

しかし特に何も考えず単純にストーリーを追っていると、
奇跡が起きて死ななかったよ!なエロゲ的展開に見えてしまうw

ロエンは上で書いたように主人公たちと戦う必要があり、
逆にサリヴァンの目的は主人公たちとぶつかることはないので
(本編中では)最後までサリヴァンと戦うことはない。

ただこれも単純にストーリーを追っているだけだと
どう考えても真の黒幕はサリヴァンに思えるので、
ラスボスがロエンでサリヴァンと戦わないのも変な展開に見える。

説明をもう少し加えてくれれば分かりやすいのに…。
と言うのが私のEoEシナリオの感想ですね。


・システム

青で溜めて赤で殺す。EoEはシステム的にもFF13と似てるなw

ただシステムに関して言えば私はFF13>EoEだと感じます。
EoEもシステムは面白いけど、少しバランスの悪さが目立つ。

FF13もEoEも防御力の概念が無く、結果としてインフレしてるけど
EoEのシステムはインフレしちゃうと一気にバランスが崩れる気がします。

特に守勢側、敵からの攻撃が終盤戦になるとかなりおかしくなる。

1ターンで1000×3ダメージ与えてくる敵がいたとします。

HP1000=1粒破壊
HP2000=2粒破壊
HP3000=3粒破壊
HP4000=0粒破壊


1ターンでHPを全部削ってくる強力な相手の場合は
HPが高いほどISゲージ被害が大きくなる。

つまり終盤になって敵が強くなればなるほど、
逆にHPを低くした方が楽に戦えるという変な状況になります。

RANK50の敵なんかLv300でも一撃で殺してくるから
HP低い方が絶対に有利になりますよね。

つまり不用意にレベルを上げない方が強くなると言う
なんだかよく分からない状況になってしまいます。

スクラッチダメージとダイレクトダメージの組み合わせは
敵を倒すシステムとしては面白いんだけど、
それを味方にも導入する必要はなかったんじゃないかな。

ダイレクトダメージを与えてくる敵なんていないから
むしろダメージ受けてる状態の方が盾として優秀になるしw

パーフェクトエイドも何の役に立つのか最後まで意味不明でした。

デンジャー状態なら回復なんてする前にさっさと逃げるし、
デンジャーでないならダイレクトダメージ回復する必要もないよな。

ぶっちゃけファーストエイドEXの方が貴重品のような気がする。


敵は全員一斉に動くのに味方は一人ずつしか動けなかったり、
行動中の味方には即座に攻撃するのに待機中の仲間には攻撃しなかったり、
システムに慣れてくると感じる違和感も多いです。

敵の挙動がおかしくなってハメ状態になることも稀にあるし。

戦闘自体は楽しかったし良システムだとは思うんだけど、
シナリオ同様やっぱり少し不満点が残ってしまうんだよな。


・総合

良作。だけど名作ではない気がする。
私の感想はそんなところです。

気合い入れて作れば名作になっただろうになぁ。
むしろこれをベースにFF13を作るべきだったと思うよw

シナリオもシステムも多少癖のある作りになっていて、
それを理解しても絶賛できるほど奥深いわけでもない。

ただまあ普通に面白いし糞な部分は少ないと思います。

RPGをあまりプレイしない人には勧めないけど、
RPG好きな人はやっておくべき作品かな。
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