少し遅れましたが。
ひとまずクリア、と言うことで
ブルードラゴン全体の感想を書いてみたいと思います。
結構語りたいことが多いので。
・ストーリー
NET上の感想を読む限り。
ブルードラゴン、ゲーム自体には高評価している人でも、
ストーリーは微妙なんて評価をつける人が多いみたいですね。
確かにストーリーは淡白。そして短い。
結局ネネを追いかけて殺して終わり、ですから。
しかしかと言って、駄目なストーリーでもないと思います。
綺麗にまとまっていると言うか。
ストーリー自体は小さくても、その話を最大限に魅せている。
個人的にはDQ8を思い出しますね。
DQ8もストーリーは薄いけど、それは欠点ではない。
そしてDQ8よりは、ブルードラゴンの方が濃いストーリーだと思います。
で、個人的にブルードラゴンのストーリーは何点かと言うと。
私は結構、高い点を上げたいですね。
映画や小説のような深いストーリー。
それをゲームで表現しても、模倣は結局本物を越えられない。
ゲームでしか表現できないストーリー。
ゲームと言う媒体を使う以上、目指すはそれしかないです。
ブルードラゴンには。
シュウはDISC3までにげるコマンドがない
DISC3で合流したゾラがリアルコマンドを使えるようになっているこの2点はゲームでしか表現できない伏線ですから。
それを入れているブルードラゴンのストーリーは、個人的には及第点。
・システム
FF5やFF10のパクリのような戦闘システムですが。
まあ完成度はそれなりに高いです。
難易度は結構低い
(FF・DQと同等)ですが、
最後までそれなりに緊張感を持って戦闘できましたからね。
リアルコマンドでバランス崩壊するかと思ったけど、
最後まで良いバランスを保っていました。
次世代機と言うことで表現がパワーアップしている為、
あえて根本のシステムに平凡な物を選んだ、それは正しいかと。
映像表現がパワーアップしたからこそ、
システムは平凡な物を。これもDQ8を思い出しますね。
映像表現、演出は想像以上に凄かったですよ。
あまり変わらない感じがしても、やはり次世代機は凄いんですね。
・総評
おそらくプレイした大半の人は、
想像以上の出来に驚いたと思います。
近年のFFDQの劣化したような作品が来るかと思いきや。
明らかに今のFFDQより完成度高かったですから。
今更坂口wとか今更植松wとか今更鳥山w
なんて思ってる人は、間違いなくこの作品プレイ後評価を改めるかと。
やっぱり坂口博信は凄いよ。
やっぱり植松伸夫のゲームミュージックは熱いよ。
やっぱり鳥山明のキャラは燃えるよ。
ついでに、やっぱり次世代機は凄いよ、と。
このゲームはこうした感想で魅力を伝えるのが難しいですね。
ストーリーも演出も平凡。演出が神がかっているので。
FFDQの重度のファンなら。
XBOX360買ってまでもプレイする価値はあるかもしれない。
とだけ言っておきます。
・終わりに
そもそもXBOX360はアイマスの為に買ったわけで。
ブルードラゴンはそれまでの暇潰しに買っただけですが。
結果として、この作品とリアルタイムに接せて。
個人的には大満足いたしました。
そして。この作品が何十万、何百万と売れる
大作RPGになれなかったことを、残念に思います。
これは出来るだけ多くの人にプレイしてもらいたかったなぁ。
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