DLC有だとプレヴェン城クリア後
(シグムント加入後)の段階で。
カペル他重装備組は鍛冶を延々と続けることで、
この時点でエンディングまでの最強装備が揃ってしまいます。
これがあるから極限低レベルも実現可能
だと思われます。実際にはやってないけど。
少なくともエンチャント取得までは余裕になるし、
後はエンチャントの組み合わせでどうにかなりそう。
だからこそ、IUDで極限低レベルやるんなら
DLC禁止が基本条件になる気がします。
が、DLC禁止だと極限にならない…。
どちらを選ぶか悩ましい所ですね。
・システムの話
IUDのシナリオについては、色々と
批判めいたことを書きましたけど。
システムについては、実はまだ評価していません。
IUDはシステムを詰め込みすぎたので、
説明不足になって分かりにくいゲームになった。
とは初回プレイ時でも書ける感想ですけれど。
実際にそのシステムは面白いのかつまらないのか?
はそのシステムを全部理解しなきゃ書けません。
で、3周目にしてようやっと全てのシステムを理解したのでw
システムについての感想を書きたいと思います。
うん。少なくともシステムに関しては、
面白いゲームだと思います。
ただ絶賛できるほど面白いわけではない。
序盤の分かりにくさと言う問題点を払拭できるほど
魅力的なシステムだった、とは言えません。
私が不満に思ったことを2点ほど書いておきます。
ひとつはクリエイション。の失敗率の高さ。
リセット禁止縛りでプレイしている人は、
確実に収集癖の実績が解除できないと言うのは実に酷い。
エクリプスソード 80%
エンシェントソード 70%
神剣蒼龍 60%
ミスティッククラップ 60%
ヴォルスング叙事詩 70%
二つの月の物語 60%
蹄鎧麒麟 60%これが全て1発で成功する確率は約5%。
まあ不可能とは言いませんが、実際問題
リセットせずにコンプした人はいないでしょう。
リセットと言うのはまあ必要悪のようなもので、
普通の人なら基本的に誰もが使うはず。
ただ、リセット禁止プレイと言うのは
縛りプレイでなく本来のプレイなんですね。
それを否定するのはちょっとなぁ。
コンプを目指さないにしろ、↑の半分以上は
最強装備なので必要なアイテムでもあるわけだから。
もうひとつは行動指針。
なんで個別に設定できないんだよ。
待機にすると近接戦キャラまでその場に止まって
自由にすると魔法キャラまで敵に突っ込んでいくw
アバウトすぎて戦術の組み立てようがありません。
変な話カペルともう1人だけ、の2人パーティの方が
上手い具合に戦えることもありますからね。
それと、回復最優先の指針がないのもちょっと…。
結局の所際どい戦いでは常にリカバーリクエストを
連射することになって、カペルがうるさいw
大きな不満点はこの二つですね。
まあ些細な不満点ならこの他にもいくつかあります。
エンチャントの効果が切れた時は
画面上に何かしらエフェクト出してほしいなぁとか。
戦闘中アイテムはワンボタンで使用できるか、
それとも納刀しない限りは使用不可能にするか
どちらにしてほしかったなぁとか。
まあ些細なことです。
そしてシナリオの不満点も、
改めて言うと結局は些細なことです。
ただその些細な不満点を打ち消せるほど
魅力的な内容ではない。それが私のIUDの感想です。
例えば。またFF8を例に出すと。
FF8はシナリオもシステムも不満点は多いです。
それこそIUDよりも断然に多い。
ただ、FF8のシナリオやシステムは、
他のゲームとは全く違うんですね。
FF8の面白さを楽しむには、FF8をやるしかない。
そのゲームでしか味わえないから、
不満点が多くともそれを打ち消すことができる。
IUDのような王道RPGの場合は。
他に似たようなゲームは山ほどあります。
そのゲームならではの面白さ、と言うのは存在しません。
だからこそ、王道RPGを作る場合は、
不満点を0にすることに全力を尽くさなければならない。
仮に不満点が多かったら、それを打ち消せるだけの
魅力がない王道RPGはその時点で糞ゲーの烙印を押されます。
だからプレイヤーが不満を感じないように。
台詞の一字一句まで、データの1の増減まで
気を使ってゲームを作る必要がある。
その完成度の高さこそが、王道RPGの魅力なんですね。
しかしIUDは、私の感想としては正直な所
一字一句一文字まで詳細に煮詰められたゲームには見えない。
と言うかそれ以前の問題で、そもそもIUDは
煮詰めようとさえしていない段階ではないかと思います。
王道RPGの重みを理解して、必死に完成度を
高めようとしているゲームには見えない。
表層だけを真似して中身が伴っていない。
それが私のIUD評ですね。
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