しばらく仕事が暇だから色々なゲームで遊ぼうとしたら、
悪夢のように仕事が降ってきて途端に忙しくなってしまった。
これでまた６月くらいまで延々と仕事が続くのか…。
まあそれはそれとしてゲームをやる気は引き続きあるので、
続いてはMurdered 魂の呼ぶ声をプレイすることにします。
これも箱oneで最初にプレイするゲーム候補だったなぁ。
箱oneで発売中のアドベンチャーはこれとchaos;childだけで、
奇遇なことにどちらも連続殺人事件がテーマになっています。
まあ雰囲気は色々な意味で正反対なんですけど。
今日は初回クリアまでの日記を一気に書いてみます。
言うまでもないけど完全ネタバレしていくので注意。
・オープニング
主人公の死からオープニングが始まります。
警官の主人公は連続殺人犯を追いかける過程で殺されるものの、
心残りから幽霊となり引き続き事件を追っていくと言うシナリオ。
幽霊なので人とは話せず物は動かせなくなります。
しかし人には見えない状況を逆に生かして
推理を進めていく少し変わった推理物です。
しかし残念ながら幽霊ならではの推理は序盤だけで、
中盤からは普通の推理物になってしまうのが非常に残念。
中盤以降は誰もいない部屋で一人で推理を進めるだけなので、
幽霊だろうが生身だろうが大差ない推理が展開されるだけです。
また推理物と言うほど難しい推理をする場面もなく、
選択肢の選ばせ方も下手糞なので推理が面白くない。
・教会
ヒロインのツンデレ霊能少女と出会います。
頑張って硬派な雰囲気を出そうとしているけど、
やはり所詮スクエニかと言いたくなるゲームだ。
主人公も雰囲気は大人だけど行動は大人になりきれてない。
ニーアゲシュタルトの主人公と似た匂いを感じるなこいつは。
幽霊が自由に壁を抜けられる設定は失敗じゃないかな？
自由にと言ってもゲーム上は絶対に通れない壁も必要になる。
壁が通れたり通れなかったりすると迷うだけで面白みがないです。
・警察署
バクスターさんほど分かりやすいミスリードキャラもいないな。
悪霊と対戦するアクション要素も少し入っているものの、
このアクション要素も入れない方が良かった気がします。
操作性があまりよくないから無駄にストレスが溜まるだけだ。
・共同墓地
墓地シナリオクリア後に入口まで戻ったら
また墓地シナリオが最初から始まって吹いた。
フラグ管理も無茶苦茶だなこのゲームｗ
システム的にはあらゆる意味で出来が悪くて、
シナリオも別段先が気にならないレベルなので
過去最高に面白くないアドベンチャーゲームだ。
いわゆる糞ゲーになるほどの糞でもないからより始末に困る。
・精神病院
この辺までは淡々と連続殺人事件を追うだけの展開です。
連続殺人事件はかなり猟奇的な殺され方をしているものの、
chaosシリーズと比較すると全く怖さが伝わって来ないんだよな。
３Ｄでリアルな映像のこちらの方が絶対に怖いと思うんだけど。
原因を考えてみると犯人の特徴が"怪力"ってのが駄目なんじゃないかな。
すごい力で人や物を飛ばす犯行シーンってホラーとは少し違う気がします。
・歴史博物館
列車に幾度となく轢かれる幽霊。
連続殺人事件は古来の魔女裁判による処刑方法と同一であり、
今回の連続殺人事件は魔女を狙ったものではないかと
この辺でようやく今回の事件の真相が見えてきます。
まあヒロインが霊能者の時点でどう見ても最後の標的フラグだ。
・裁きの館
シナリオにも全く期待していなかったけど、
真犯人はちょっと予想外で面白かったです。
このポジションが真犯人になるってのは意外と珍しいパターン。
主人公やヒロインや親友ポジが真犯人になるより珍しいよな。
この真犯人を隠すミスリードは上手かったと思います。
・エンディング
主人公が幽霊となった心残りの原因も予想外で面白かった。
真犯人の正体と合わせてかなりこのゲームを見直しました。
と言っても20点のゲームが50点になったくらいですけどｗ
エンディングはエンディングで酷い字幕の出し方をしていて、
終わりよければ全てよしとも言えないから困ったゲームだ。
・20点について
ラストの展開で＋30点したのはいいとして、
それではそこまでの20点は何だったかと言うと。
ヒロインのむちむち感は実にいい。20点くらいの価値はある。
ヒロインのむちむち感とラストの展開以外で
１点でも点数を上げたくなる項目はありませんｗ
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