クリアしました。
逆裁はいつどこでネタバレ喰らうか
分からないから、さっさとクリアするに限る。
想像を遥かに越えて面白かったので、
一応感想でも書いてみようかと思います。
もちろんネタバレ有りの感想ですから
未プレイの人は引き返すように。
・1話
本来の逆裁なら1話は法廷のみなんだけど、
今回はそもそも裁判ゲームではない。
ので他の話とそんなに変わりなし。
プレイ前は法廷のない逆裁が面白いのか、
と言う不安はあったんですけど
ゆさぶる つきつける結局やることはこれなのかw
舞台を変えてもやることは同じ、と言うのは
安心感はあるけど驚きはないですよね。
逆転検事は、内容の全てにおいて
↑の一文が当てはまるような気がします。
良くも悪くも手堅く無難に作ってるから、
安心して楽しめるけど想像を越えた面白みはない。
まあオドロキだったあれと比べたら、
明らかにこっちの方が楽しめますけどねw
・2話
今回は裁判法廷なし、にしたのなら
やはりこの手のCC話は組み込むべき。
逆転"裁判"だと、CC的な状況は
絶対にありえないですから。
吹雪の山荘に閉じ込められた
弁護士と検事と裁判長って感じで
無理やり裁判やっても面白そうだけどw
しかしCC状況ならではの緊張感、
と言うのは最初から最後まで皆無でしたね。
ギャグ交じりの逆裁シナリオと
CC状況と言うのはかみ合わないようだ。
謎解きは結構面白かったです。
・3話
誘拐事件の8割は狂言である。
ミステリの世界ではw
トリックもベタベタだったので
謎解きの感想は特になし。
しかしこれでもかってくらいに
旧作ネタをちりばめてますよね今作は。
まあ正式な続編ではなくファンディスク的な
存在だからこれくらい内輪ネタがあってもいいのかな。
自分の父を撃ったと気付き混乱する姫子に
本人も知らずに嘘をつくこともあると答える御剣私は旧作ネタだとこれが一番好きだな。
1-4ファンなら思わずニヤニヤしてしまうはず。
・4話
すっかりお馴染みになった過去話。
まあこの話を一言で語るとするなら、
狩魔冥13歳の一言で十分ではないかとw
ゲーム中一番衝撃が走ったぜ…。
法廷が舞台で弁護士が相手なんだから
法廷パートやっちゃってもいいんじゃね?
と思ってたけど残念ながら夢はかなわず。
しかし葛さんはいいキャラしてるな。
あの笑いがクライマックスの落ちに使われるとはw
・5話
最終話がありえない破天荒トリックになるのも
すっかり逆裁お馴染みになりましたね。
ヤタガラスの足は三本と聞いた時に
普通に3人組を連想してたので、
ヤタガラス系統の謎解きは驚かなかった。
ラスボスが延々と粘ったのは
個人的には結構面白かったです。
そんな程度の追求で自白しちゃうの?
的なキャラが最近の逆裁では多かったので。
この位しつこい相手がいても良いと思うんです。
・感想まとめ
最後に作品全体の感想を書いてみます。
まあ一言で言うなら最初に書いたとおり、
良くも悪くも無難に手堅く作ったと言う感じ。
順番にまとめていきますか。
・シナリオ
トリックが相変わらず無理ゲーだけどw
話の辻褄は合っていた気がします。
無茶で無理なトリックだと言うのは、
逆裁シリーズ全てに共通する話なので。
トリックの完成度どうこうで評価するのは
逆裁シリーズには向いてないですね。
4のように話全体が崩壊はしてないので。
それだけで4に比べたら良作です。
難易度はかなり低め
(ゲージの減りが甘い)だから、
普通にプレイしたら一回もゲージ0にならず
最後までクリアできてしまうかと思いますけど。
逆裁はむしろこの位難易度は低い方が
ゲーム的に楽しめる気がします。
無双が難易度高かったらつまらないのと同じで。
逆裁はトリック的にはコナンと同レベルで、
どこかで見たものの焼き回し使いまわし。
だから下手に推理の経緯を難しくするよりは、
正解をびしばし投げる爽快感を重視した方が良いのではないかな。
まあ逆裁の難易度と言うのは難しい問題です。
主人公と同じタイミングでこちらも気付ける
程度の難易度と言うのが一番理想なのは間違いないけど。
答えに気付けるタイミングなんて
みんなまちまちだからなw
2chスレではヤタガラスの正体とか
鑑識の待った!に驚いた人が多かったけど。
私↑の二つは完全に予想通りだったので
何の感慨も沸きませんでした。
逆にシーナ=葛は全然気付かなかったから
笑い出した瞬間本気で驚いたw
本当に人それぞれなので、逆裁の難易度って
決めるのは本当に難しいと思います。
・システム
法廷パートがない。
それが一番の変更点でしたが。
まあ実際は舞台が法廷でないだけで、
やってることは逆裁と変わりないw
ので文句のない出来ではありました。
けど逆に言えば、この内容であるなら
今までの逆裁でも表現できたんじゃないの?
と突っ込むこともできる気がします。
無難に作ったが故に新鮮味がなかった。
これは欠点と呼べるのではないかな。
マップを自在に歩けると言う新仕様も、
今までの逆裁とやること変わってないような…。
結局はひとつのマップの怪しい所を探す、
の繰り返しでしたからね。
今までと同じ楽しみ方は出来るんだけど、
新仕様にしてる意味がないと言うべきか。
新システムで唯一面白いな、
と思ったのはロジック組立でした。
これは地味に爽快感があるぞw
これからの逆裁探偵パートは
さいころ錠の代わりにロジックも有りかな。
・総合
良くも悪くも今までの逆裁。
確かに123の頃の面白さはあるんだけど、
新鮮味は全くと言っていいほど無いね。
旧キャラに頼りすぎなのも確かです。
123はあれで完全に完結しちゃってるので、
そこを伸ばしても蛇足にしかならない。
方針としては検事より4のように
新キャラ新設定で頑張るべきなんだよな。
ただ4はあまりにもあれだったw
4で失望した旧ファンを取り戻す為にも、
検事で一度元に戻ったのは正解だったと思います。
検事のおかげで逆裁の次回作には
普通に期待できるようになりましたから。
検事発売前は、正直大半の人が
次回作の逆裁に期待なんてしてなかったはず。
これで今度こそは失敗せずに、
新キャラ新設定の逆裁を作って欲しいな。
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COMMENT
逆検感想
新鮮味や驚きはあまりなく
難易度も低かった
けど逆裁ファンだから楽しめたという感じですかね
追求パートはもう少し難しくても良かったかな…
ゲージの減りはあれくらいでいいけど
ストレートすぎたかも
大抵、ゆさぶる→新証言→つきつけるでカタがついちゃいますからね
旧作だと
あえてゆさぶらないとか
ゆさぶって新証言を引き出しておいて
そこじゃないところにつきつけるとか
色々工夫があったような気がするんだけど…
さらさにつきつけたい
123の頃の雰囲気は再現してあるけど、
悪く言うと劣化123に過ぎない。
とは言え4で絶望した後だったから、
この出来でも非常に楽しめた、とw
ただ逆裁世界は4で壊れかけてただけに。
新作は必要以上に手堅く作って(旧ファンに媚びて)
逆裁好きを呼び戻す必要があったのでしょう。
>ゆさぶる→新証言→つきつける
ラスボスで一回ゆさぶりだけでペナ喰らう
証言があったような気がします。
とは言えそこ以外は全部↑で大丈夫ですからね。
旧作に比べると単純な作りなのは否めない。
ラスボスお馴染みのゲージ全部持っていく
一発勝負つきつけも今回はなかったですしね。
個人的には人物つきつけを復活させてもらいたいです。
あれがあると一気に難易度も上がるし、
色々とネタ的にも楽しみが増える。