FO4はミニッツメンルートで初回クリアしました。
クリア後にとりあえず未解除の実績を眺めてみたら、
Lv50到達の実績があったからクリア後もしばらくは
特にネタバレを見ずにあちこちうろうろしてみる予定。
ベセスダゲーはメインシナリオクリア後も十分面白いからね。
まあ今日はとりあえず初回クリア後の感想を書いていきます。
・シナリオ
FO4は他のベセスダ作品とは違い主人公に明確なキャラ設定があります。
妻子持ちで明確な目的を持って旅に出た彼はゲーム開始後も台詞が多く、
『役割を演じる』ロールプレイの楽しさは他作品と比較するとあまりない。
ただ逆にベセスダ作品初経験の人はとっつきやすいかもしれないな。
JRPGに慣れた人なら旅の目的がはっきりしていた方がいいはず。
終盤の各勢力分岐もFONVのそれと比べると分かりやすい展開。
しかし唯一残念なのはエンディングが全勢力同じであること。
せめてインスティチュートルートだけは別エンドにしてくれよ…。
地上の復興を否定したエンドが地上の復興の風景ってなんだそれ。
そして日本版ではFO3の意訳がさらに首を絞めてしまった。
「war never changes」を「人は過ちを繰り返す」と訳したのは、
一般市民が戦争に巻き込まれるFO3ではあまりおかしくなかった。
人を救うのが目的の水浄化プロジェクトのために大戦争してるからね。
ただFO4は自分たちのコミュニティとは相いれない別組織に
害を受ける前に自分たちから積極的に戦争を仕掛ける物語です。
この物語に対して「人は過ちを繰り返す」の台詞で幕を引くと
主人公が仕掛けた戦争を自分で全否定してしまって最悪になる。
「戦争は変わらない」の直訳なら格好よく締められるのに。
核戦争=過ちと訳したことそれ自体は日本人なら仕方ないだろうけど、
このゲームはそれを過ちだとは考えていない国が作ったゲームなんだ。
せめてFONVの時点で意訳は修正すべきだったよなぁ。
・システム
クラフトが素晴らしいの一言に尽きる。
そしてさらに凄いのは仮にクラフトが無かったとしても
普通に名作RPGと評価できるほど完成度が高いこと。
特に過去作よりもバグやフリーズが格段に減っているのが嬉しい。
いやそうは言ってもまだ酷いバグはそこそこ残っているけどさw
リセット必須なフリーズがほぼ0になってくれただけでも助かる。
ただまあクラフトを抜いたらやはり及第点のゲームですね。
クラフトはまだまだゲーム内の一要素にしか過ぎないレベルなので、
それがどんなに凄くても所詮はミニゲームという評価になってしまう。
ただこのクラフトはシステムの根幹に据えても十分に
ゲームとして成立する素晴らしいシステムだと思います。
今後の成長が本当に楽しみだ。
PR
COMMENT