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さらさ la 3rd

XBOX中心のゲームプレイ日記。

   

STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム(1)

引き続きSTEINS;GATE線形拘束のフェノグラムをプレイします。

フェノグラムはDL版が無かったからパケ版を買ったんだけど、
せっかくだからROBOTICS;NOTESもついでに購入してみました。

とは言えこれはしばらく積みゲーにしておく予定。
流石に3連続紙芝居ゲーするのはかなりきつかった。

今日はフェノグラム各話の感想を書いていきます。


・主人公1

短編集を書く時に難しいのは最初の話と最後の話。

最初の話は導入部として世界観を説明する必要があり、
その作品の雰囲気や方向性を読者に示す必要もあり、
かつ魅力的な物語として完結させる必要もあります。

この話はそれが全部できてねえなw

スピンオフ作品は原作プレイ済の人を対象にしていても、
最初に礼儀として原作の設定を説明するのが一般的です。

この話はその導入部としての説明をしていません。

またこの話は序盤が場違いなくらいに明るいノリです。

導入部としての説明がないのも序盤が場違いに明るいのも
終盤の"実は妄想の世界である"オチに繋がるわけですけど、
このオチを使った結果導入部としては駄目な話になりました。

作品がどの方向に向かいたいのかこの話からでは全く分からん。

しかも最低なことに導入部として駄目なオチを使っておきながら、
物語単品としても面白くない展開だからさらに救いがありません。

妄想に逃げるのはCHAOSシリーズだけでお腹いっぱいです。


・ダル

比翼恋理の鈴羽ルートが実質ダルルートになっていたけど、
あれを正式にダルルートとして書き直したようなシナリオ。

これくらいの展開なら運命的な出会いと言われても納得できる。

ただ本編の微妙なところをスピンオフで修正するならともかく、
スピンオフの駄目なところをスピンオフで修正するってのは…。

まあそれはさておき物語単品としては良い話でした。


・天王寺父

私は男キャラから順番に攻略していくことにしました。

猫ラボの天丼ネタに代表されるノリノリのコントが面白いのと、
ラストのオチはネタでありつつも感動できるのが素晴らしい。

フェノグラムで一番好きなのはこの話だな。

綯の"足りないもの"がなんなのかを店の左前と言われるまで
全く気付かなかったのは私個人として非常に猛省したいところ。

いや、それは序盤で気付いてあげなくちゃ可哀想だろw


・ルカ子

男から攻略w

STEINS;GATEの時間軸設定がもし現実に存在したとしたら、
私個人の倫理観では"全ての人は自分の世界線を優先すべき"
であって他者の世界線のことを考える必要はないと思います。

よりよい世界線のために自分の存在する世界線を消すのは
少なくとも私個人の倫理観の中ではあってはならないことだ。

と言うことでこの話のルカ子の決断を私は全否定します。

ただまあ空想の設定に対して倫理観を持ち出して
どうすべきかを議論しても全く意味がありませんね。


・クリス

ガチでラウンダーと戦う展開を見てみたかったんだけど
結局今回の話でも最終的にはタイムトラベルに逃げるのか。

まあディソードなしの一般人が軍人と戦えるはずもないか…。

しかし今作でもクリスとのイチャラブ展開はないんだな。
出し惜しみせずにちゅっちゅさせてしまえばいいのに。


・鈴羽

α鈴羽とβ鈴羽も自分の世界線を否定して
ω鈴羽の世界線を理想の世界線としていたけど、
ルカ子に比べればこちらはまだ理解できるかな。

α鈴羽やβ鈴羽の世界線は既に崩壊寸前だから、
そこを犠牲にしてもωの世界線を優先したい
という心境はまだ分からなくもないと言えます。

でも世界線を変えると未来だけではなく過去も変わるからな。

やっぱり自分の世界線よりも他の世界線を優先する行為は
全ての世界線を観測できる主人公以外はやっては駄目かと。


・フェイリス

フェノグラムは鈴羽を使いすぎだろw

ダルや天王寺父シナリオで鈴羽の出番が多いのは
関係の深さゆえに仕方ない面も多分にあるけど、
だからこそ他のシナリオでは出番を削るべきです。

正直なところ"50歳になった鈴羽との再会"をやりたかっただけで
相手はフェイリスでなくとも誰でも良かったようにも見えるから、
フェイリスシナリオとしては最低の出来だと言える気がします。

ああ、ただ物語単品としては好きな話ですよ。


・指圧師

ラウンダー視点から見た本編の物語を描くのなら
指圧師ではなく天王寺父を主役にしてほしかった。

指圧師視点から見ても何も面白くないからなぁ。
それこそ本編の補足程度の話にしかなりません。


・まゆり

一人称視点で描かれたまゆりは衝撃的でした。
ある意味現実を見せられたと言うか何と言うかw

主人公が『鳳凰院凶真』を演じているように
まゆりもまた『人質』を演じているんですね。

フェノグラムのまゆりシナリオはおそらく
意図的に本編trueの展開と対比させたはず。

今の自分を犠牲にして他ヒロインの命を救い、
最後に記憶を失った状態で主人公と再会する。

STEINS;GATE本編のtrueはクリスがヒロインなので、
Wヒロインとしてのまゆりはある意味立場がなかった。

それを補完する意味でまゆりがヒロインになった
本編trueを描きたかったんじゃないでしょうか。

本編の補完と言う意味では一番良かったシナリオです。

最後が七夕オチだったからより絶賛したくなるw


・主人公2

フェノグラムは本編の補完が主題になっている。

では本編で全ての物語が描かれた主人公については
何を補完しているのかと言うと「タイムトラベル」です。

本編の感想でも触れたけどSTEINS;GATE本編では
タイムトラベルものの面白さが描かれていません。

タイムトラベルものの面白さは色々ありますけど、
"未来を知っているが故の先読みによる無双状態"と
"過去の些細な行動が未来で予期せぬ影響をもたらす"は
大抵のタイムトラベルものにあるお約束の面白さです。

前者はアルパカマン後者はこのシナリオで補完された。

補完はされた。(面白いとは言ってない)


・綯

短編集を書く時に難しいのは最初の話と最後の話。

最後の話はその話自体を完結させることはもちろんとして、
短編集そのものにもエンドマークを打たなくてはなりません。

フェノグラムでは最後に「部外者」である綯の立場から
「当事者」たちの物語を語ることにして物語を終わらせた。

最後に物語とは何の関係もない人が全てを総括するのは
架空の物語を描いた短編集ではよくある終わり方です。

短編集では主人公に感情移入することができません。
と言うか話によって主人公が変わるんだから当たり前だ。

従って普通の作品よりも読者は「観客」であることを強く意識します。

そこで最後に同じく「観客」視点であった人の物語を入れることで、
「観客」であった読者も作品に入り込んだかのような気分を味わえる。

つまりフェノグラムの綯=プレイヤーと言うことになります。

その綯が「部外者」は「部外者」でしかないと断念して終わるって
プレイヤーは観客でしかないと強調して終わらせたようなもんだぞw

観客を舞台に上げたのに「やっぱりお前は観客だ」と言ってどうする。
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