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さらさ la 3rd

XBOX中心のゲームプレイ日記。

   

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ロストオデッセイ初回プレイDISC1(ウーラの街)

評議会から正式な指令が出るまでの間。
カイムは戦いの疲れを癒します。

よく考えれば戦争が終わって、
それから休まずに評議会だったからね。

カイムは街の宿屋に宿泊することにしました。

そしてその夜、カイムは夢を見ます。
千年の夢。千年の記憶。


ちょっとゲーム本編から話外れますが。

カイムの千年間の記憶の物語は、
小説として既に発売されているようです。

そして、ゲーム本編ではその小説と同じ内容を
サウンドノベル形式で読むことになります。
(小説既読の方用に、スキップ機能もついてますが)

と言うことで。ゲーム本編の千年の夢の感想を書くと、
同時に小説の千年の夢の感想を書くことにもなるんですが。

私はゲーム以外の感想を書く気はありませんので。

ゲームに挿入されているサブイベント。
として、千年の夢を読むことにしますね。

そして当然ですがゲームの内容は全てネタバレしますよ。


・ハンナの旅立ち

病弱で外に出れない宿屋の少女。
と、戦争に明け暮れる傭兵のカイム。

外の話を聞かせてほしい、とねだる少女に
カイムは外の世界の話をします。

戦争で訪れた様々な地のことを。
戦争のことだけは、話さずに。

カイムもまた、戦い以外の話をすることで
自分の旅が戦いだけのものではない、と気付きます。

そして。やがて少女に死期が訪れました。

カイムは声も出さず目も見えない、
わずかに呼吸するだけの少女に向かい最後の旅の話をします。

そして最後に、カイムは少女に告げました。

お別れではない、旅立ちだ。
今から君は宿を出て、新しい世界に旅立つのだ、と。

両親もいずれ。みんないずれ、その世界に旅立つ。

また、その世界で会おう。

カイムは最後に一言、嘘をつきました。
自分だけは、その世界に旅立つことはない。

カイムは、不死者なのだから…。


最初に蘇る千年の記憶。

不死者の辛さを想像しにくいプレイヤーに
それを説明するには、ちょうど良い説話ではないでしょうか。

ちなみにカイムは現在、自分の記憶を失っています。
こうして断片的に。段々と、自分の記憶を取り戻していくんですね。


宿屋を出て街中を散策。

するとまた、新たな千年の記憶が蘇ります。

・白い花

とある街の酒場を訪れたカイム。
この街は今、復活祭の最中でした。

200年前、この街を大地震が襲った。
一旦は廃墟になった街。それがここまで復興した。

昔は復活祭ではなく慰霊祭だった。
こんなお祭り騒ぎではなく、人々は涙を流して献花していた。

とつぶやくカイム。

その話を聞いていた酒場の主人は、
俺が生まれた頃から復活祭だったと反論します。

もちろんその時はもう復活祭だった、とカイム。

カイムがしているのはさらに昔の話。

地震が起きた当時、カイムはこの街に住んでいたのです。
愛する妻と、自らの子どもとともに。

平凡だけれど幸せな暮らし。

しかしその暮らしは、地震によって簡単に壊れます。
妻と子は瓦礫の下敷きになり、不死者であるカイムは死ねなかった。

カイムは中央の広場に移動すると、
その場に花をそっと添えました。

するといつしか他の人々も次々と、花を添えていきます。

酒場の主人はカイムの姿を見かけて言いました。

数百年前の地震にもう哀しみはないし、想像さえつかない。
けれど。それでも忘れられないことは、あるんだ。と。


この要約文だとタイトルの【白い花】の意味がさっぱりだなw

多くの命が失われた日に咲いた白い花、
と言うのもこの短編の中では重要な位置を締めるので。

本来は要約すべきではなかったんですが。

と言うかゲームとか漫画とかと違って
小説って文章の全てが伝えたいこと、ですから。

勝手にストーリーを省略するのは凄い失礼なんですよ。

が、私はゲームとしてこれに接しているので。
適当に要約します。上で書いた注釈って、そう言うこと。


そしてモノレール乗り場付近で、
さらに千年の記憶が蘇る。

・嘘つきの少女

旅の資金を稼ぐ為、立ち寄った市場で
しばらく働くことにしたカイム。

その市場には、いつも嘘をつく少女がいました。

母は少女が子供の頃に病で死に、
父は都会に出稼ぎに行ったきり何の連絡もない。

なので市場のみんなが親代わりになって
育てているのだけど、少女はいつも嘘をつくばかり。

どうしてなんだろうねえ、と八百屋のおかみはつぶやきます。

逆にカイムは、なぜ少女は嘘をつくのか、すぐに理解しました。
カイムもまた少女と同様に、孤独だったからです。

カイムは少女の嘘に付き合うことにしました。

少女は嘘を話します。

優しい母親がいること。
頼れる父親がいること。
暖かい家があること。

少女の境遇を知っている市場の人には
決して話せない哀しい嘘を、いくつも。

そしてある日、少女はこんな話をしました。

父親は毎月都会からお金を送ってくれていた。
都会に来い、と手紙もくれていた。

なのにお金を仕立て屋さんがネコババしたから、
娘の元には全くお金が届かなかったの、と。

翌日、仕立て屋に泥棒が入ります。

誰が泥棒に入ったのか。疑われたのは少女でした。
ちょうど市場から、少女は姿を消していたのです。

少女を追おう、と提案する市場の皆に向かい、
カイムは自分が盗んだ、と宣言します。

そして金と一緒に手紙が入っていた、と。

そんなはずはない。手紙は捨てた…。
と仕立て屋は思わず答えてしまいました。

少女の最後の嘘は、真実だったのです。


この話は特に不死関係なかったかな?

と言うかさ。ふと思ったんだけど、
カイムの千年の記憶少女との交流ばっかりじゃね?

白い花の時は実の娘だったけどさ。

まだ間違いなく年齢一桁の自分の娘を見てさ、
>綺麗になった、と思わず言いそうになった
ってこれは…。

まだ女としてのふくらみのない胸、とか言う
表現もハンナの旅立ちで出てきましたし。

これはあれですね。
カイム=ロリコン疑惑。


さて。とこんな感じでストーリーの合間に
次々と千年の記憶が語られていくわけですが。

このプレイ日記読んだ時点で、欠点に気付くはず。

物語の合間に挟まるサブイベントにしては、
あまりにも内容が長すぎ&重すぎ。

しかも現時点ではストーリーと全く無関係な話だから、
そっちを読んでる間に本編を忘れちゃうんだよね。

中身はそれなりに面白いんだけど。

本を一冊RPGの中に組み込むのは
ちょっと無謀な気がします。
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