実績20000突破。
去年の目標がこれだったんですけど、
結局達成は年明けになってしまいました。
まあ実績コンプ速度はゲームによって
大きく異なりますので。数値だけに拘っても仕方ない。
去年も色々なゲームに出会えた。
それだけで目標は達成できたでしょう。
実績20000突破記念に。
私が昨年までにプレイしたXBOX360のゲーム
ベスト10を並べてみたいと思います。
結局お前はどのゲームが一番面白かったんだ。
と、その答えを一度まとめておくのも良いでしょう。
ただ今回のランキングは面白かった順ではなく
高評価だった順で並べたいと思います。
私が一番面白かったのは文句なくL4Uですけど。
残念ながら評価はそんなに高くはないので。
私が名作だと思った順ランキングと言うことになります。
では、10位から遡りましょうか。
カウントダ(ry
10位 アイドルマスターL4U
純粋な評価だとこんなものです。
突き詰めて攻略してみると、
非常に奥深いゲームではあるんですけど。
普通に遊ぶにはあまりにも内容が薄い。
と言うのは信者にも否定できない所でしょう。
まあけどファンディスクなんてこんなものだし。
仮に他のファンディスクと比べたら
L4Uは段違いに面白いと思います。
そもそも他のゲームと同列に語るのが間違いだな。
9位 トラスティベル
優雅に流れるクラシック。
締めでC→G→C→Gとコードが鳴らされ、
観客は最後のCの演奏を待っていたら。
演奏者が突然ピアノをぶち壊して、
これがロックだ。と叫ばれた。
そんなゲームでしたw
まあお世辞にも良いゲームとは呼べませんけど、
テンプレを否定して自らのメッセージを伝えてきた。
それだけは評価したいと思います。
エンディングのあの展開だけで、
少なくとも
ショパンは○○の劣化ゲーと呼ばれることはなくなったわけだ。
ただ人に何かを伝えたいなら、
もっと平易な内容で語る努力をしないとね。
誰にも伝わらない主張なんて自己満足でしかない。
8位 三国無双5
これは相当過小評価されてるゲームだと思います。
コンパチやボリュームに関する
批判が多い無双5ですけど。
それは無双4と比べての話であって、
無双5を単独で見ればそこまで手抜きではない。
集大成より一から作り直したものの方が
ボリューム不足になるのは当然のことです。
今までの無双を根本から見直して、進化させた。
そのことはもっと評価されるべきだと思います。
7位 Pac-Man C.E.
XBLAからはこの作品を。
パックマンリミックス。
としては素晴らしい出来栄えでした。
全然別のゲームになっているわけでもなく。
そして元のゲームとは全く違った面白さ。
本当にXBLA限定なのが惜しすぎるゲームだ。
むしろこれゲーセンに置いてみたら
結構遊ぶ人多いんじゃない?
どんな実力の人でも気軽に遊べるし、
極めようと思えばとことん極められる。
6位 アイドルマスター
客観的に評価したらこのくらいかなぁ。
ACアイマス信者の私にとってCSアイマスは、
正直な所アイマスもどきとしか呼べません。
アイマスの魅力は、ひとつのユニットを
数千円使って地道に育成しておいて。
そのユニットのアイドル生命をかけて、
他のプレイヤーと対戦するから燃えるわけです。
ゲームに負けて大真面目に涙目になったゲームは、
後にも先にもアイマスくらいだと思うよw
金をかけないと燃えない。
と言うのはギャンブルと似てますね。
読み合い心理戦ゲーと言うのは、
負けられないと強く思うほど面白くなる。
だからリセット可であり、お金もかからない
CSアイマスはやはりアイマスとしての魅力はない。
けどまあアイマスは、CSゲームとしても
普通に楽しめる出来だとは思いますので。
客観的に見ればCSアイマスも良作でしょう。
5位 ロストオデッセイ
良くも悪くも名作RPG。
RPGのお手本のような作品です。
逆に言うと新鮮味がない。
お決まりの起承転結をして終わる。
と言っても、そのお決まりのテンプレートを
頑張って作ったのはこの人たちなのでw
このスタッフを否定しても仕方ありません。
映画的RPGの乱造はRPG業界最大の癌ですけど、
この人たちは昔からそれを目指してきたわけです。
彼らには映画的RPGを作る資格がある。
4位 ブルードラゴン
ブルードラゴンの方を上位にしました。
ロスオデよりもブルドラの方がわずかに、
物語もシステムも完成度が高いかな。
何より子ども受けもしそうだしね。
製作者が作りたかったのはブルドラよりも
ロスオデの方だった気はしますけれどw
3位 HEXIC HD
私を実績に引き込んだゲーム。
この手のパズルゲームは苦手なんだよな。
と今までの私なら食わず嫌いしてたでしょう。
実際にプレイしてみないと面白さは分からない。
実際にやり込んでみないと面白さは分からない。
それは当然のことなんですけど、人はどうしても
プレイの前に余計な先入観を持ってしまう。
下手すると先入観が邪魔をしてしまって、
面白いゲームだったのに素直に楽しめなくなったりする。
その無駄な先入観や抵抗感を無くしてくれるのが実績です。
実績のおかげで色々なゲームの面白さを知ることができた。
HEXIC HDはその代表的なゲームですね。
まあ一番の代表は↓2位の作品ですけどw
あれは抵抗感どころか馬鹿にする為だけにプレイしてみて、
結果としてその魅力にどっぷりとはまったからな。
2位 CLANNAD
と言う事で堂々の2位です。
XBOX360で一番面白いゲームはCLANNADです。
ともう少しで言う羽目になる所だったw
出来の良いギャルゲなのか出来の悪いギャルゲなのか。
プレイ前の私はそんなことしか考えてなかった。
で、実際出来の良いギャルゲでしかなかった。
渚シナリオ
(アフターストーリー)以外は。
渚シナリオがあるからこそ、この評価です。
それ以外はまあ良作であれど神作とは呼ばない。
渚シナリオだけは、文学作品として
ガチで通用するんではなかろうか。
と言うと笑われそうですけどw
渚シナリオは本当に小説としても、
どうにか評価できる内容だと思います。
ただ、もちろん有名な作品と比べたら
はるかに内容が落ちるのも確か。
文学作品として読めないこともない、と言うだけで
文学作品として素晴らしい出来だとはお世辞にも言えません。
とは言え物語の構造さえ形作れない
他作品のゲームシナリオとやらに比べれば。
渚シナリオはそれこそレベルが違うでしょう。
しかしここで一番の問題点があります。
CLANNADってゲームとして面白いか?
ボタンを押すだけゲー。これは
プレイ後も変わることのなかった評価。
ゲームシナリオとしては素晴らしく優秀だけど、
そもそもこれってゲームなんだろうか。
仮にゲームと言う括りを取り払うと、
渚シナリオはそこまで神と言うわけでもない。
ゲームと言う媒体でここまでの物語を書いてるから、
私自身は素晴らしい出来だと評価してるけど。
ゲームでないなら、文句なしに素晴らしいと
絶賛できるほどの内容でもない。
ミステリ作家がシナリオを書いて
それを適当にゲームにした。
ドラマ脚本家がシナリオを書いて
それを適当にゲームにした。
それは当然ゲームとしては素晴らしいシナリオでしょうけど、
それをゲームとして評価してもいいんだろうか。
まあ実際上記2例のゲームは名作として語られてます。
(かまいたちの夜と街のことですよ)だから。CLANNADも名作ってことで良いのかな。
少なくとも上記2作よりはゲームである意味が強い。
ゲーオタ的文学ですからね。CLANNADは。
1位 ラストレムナント
しかし私はゲームとして素晴らしい出来であった
ラストレムナントを1位にしたいと思います。
シナリオ自体も実はかなり良いゲームなんですけど、
やはりラスレムの魅力はあの独特のシステム。
そしてあんな独創的なシステムをメインにすえたのに、
ゲームバランスが非常に良いと言うのはまさに驚きです。
普通独創的なゲームシステムを作ると、
大抵の場合バランスが崩壊することになります。
参考にするものが何もないですからね。
それなのに。
弱い状態でも工夫さえすれば勝つことができ、
想定された状態だとそれなりに苦戦して、
鍛え上げれば確実に勝てる。(それでも多少は苦戦する)
と言うRPGの理想的な難易度調整が、
なぜかラスレムは完璧に出来ている。
いやこれは本当に奇跡的だと思いますよw
ロマサガ1やロマサガ2のような名作と呼ばれるゲームでさえ、
ここまでちゃんとしたゲームバランスは作れてなかった。
ロマサガは3まで来てようやく良バランスになりましたからね。
それをラスレムは1の状態で達成してしまった。
これは本当にお見事、と言うしかない。
まあラスレムにも欠点はひとつあります。
結局の所は新しいサガシリーズでしかない、と言うところ。
そりゃあサガスタッフですもん。
気合入れれば面白いゲームは作れますよ。
と言うか他の上位作品にも言えるんですよね。
CLANNADも昔の作品だし、ブルドラロスオデだって
古くからのゲームクリエイターが手がけた作品です。
HEXICだってテトリスの人だし。
そう言う意味では新しい風は感じないよね。
今まで無名だったゲームクリエイター渾身の名作。
これからの実績生活はそう言ったゲームに
出会えることを目標にしたいです。
新しい人が出てこないと、
いずれゲーム業界は終焉を迎えてしまうので。
PR
COMMENT
かまいたちと街
「適当に作ったゲーム」扱いされるのは
非常に納得がいきませんなあ
まあかまいたちの方はゲームブックとかでもある程度代用利きそうなんでアレですけど
街はビデオゲームという媒体でしかありえない作品だと思いますよ
CLANNADはやったことないので
比較して語ることはできませんが…
市川シナリオだけはゲームの枠を越えてる
と言うのは確かにゲームでしか描けない内容です。
推理失敗以降のあの衝撃的な展開は、
ミステリ板でも未だに高評価されてますよね。
群像劇ものはよくあれど、その全員を主人公にする
と言うのは確かにゲームでしか描けない内容です。
20時の花火を終点に全員の物語は終わる。
そしてその花火も、別の主人公の物語の産物だった。
で、世界全土に広がった花火が、
他の街での群像劇をも示唆して終わる。
いい話だねえ…。
私はかまいたちも街も大好きです。
と言うことを最初に答えておきますw
この2作品はゲームならではのシナリオ。
他の媒体では描けない物語を描いています。
決して適当に作られた"ゲームシナリオ"ではない。
しかしその珠玉のゲームシナリオに対して。
ボタンを押すだけ、と言うシステムが適切なのだろうか?
かまいたちの選択肢は推理イベント以外、
ほぼゲームとしての形を成していない。
直接的な意味のない選択肢を選ぶだけで
物語のルートが決まってしまうシステムなので、
最終的には選択肢総当りして見てない話を探すだけ。
街はまだザッピングシステムがあるけど、
個人的にはあれも練り込みの浅いシステムのような気がします。
昔とあるゲーマー(有名な人)が街をプレイして、
"花火"のシナリオに対してこんな感想を述べました。
ボタンを押すだけで終わった。
なんだこれ。
"花火"は街の最後を飾るエンディングであり、
あれが意味不明だと感じる人はほぼいないでしょう。
しかし街のゲーム性のみを楽しんでいた人には。
ザッピングによって各主人公の物語を進め、
全員をゴールに導くゲームとして純粋に楽しんでいた人には。
何もせずともゴールに到達して終わるキャラには
ゲームとしての魅力が微塵もなかった。
ゲームシナリオとしては素晴らしい作品です。
かまいたちも街もCLANNADも。
が。ゲームシステムとしてはどうなんだろう?
仮にシナリオが全く別のものだったとしたら、
むしろ糞ゲーと呼ばれる出来栄えだったんじゃないか。
ゲームシナリオの出来に頼りすぎてて、
システムだけの評価は微妙なのではないか。
それが私の感想ですね。
ゲームと言う媒体を利用している以上は、
シナリオだけでなくシステムの良し悪しも語るべき。
例えば逆転裁判1は、上記3作品よりも
シナリオ的な面では評価が低いですけど。
あれはゲーム性が素晴らしかったから、
私の中では上記3作品より上の評価になります。
しかしまた随分と長文になったな。
これでも最初に書いた文を3分の1くらいまで
削ったものなので、まあ我慢してください。
そう言えば全然話変わりますけど、
428って面白いんでしょうかね。
あれの為だけにwii買うのは流石にきついw
まあ軽く読み流してください
俺はむしろ
かまいたちや街のシステムを除いて
シナリオのみを純粋に評価してる人って
結構少数派なんじゃないかと思うんですけど
どうなんでしょうね?
サウンドノベルというジャンルに対して「ボタンを押すだけ」という評価は
確かにその通りではありますね
(弟切草に至っては選択肢によって話が変わるだけで
回避すべきゲームオーバーすらないし)
ただ俺はそれでいいと思うんですけどw
逆にこれ以上プレイヤーに委ねる部分が大きいと
煩雑になってしまって
「ノベル」を読む邪魔になるんじゃないかなあ…とも思います
サウンドノベルというジャンルの主役はあくまで「ノベル」だと思うんで
プレイヤーがやるべきことはあのくらいシンプルでいいと思います
日記読ませてもらって
なんか色々斬新なシステムが組み込まれたゲームとか
好きそうな感じは受けますが
俺はサウンドノベルに対してはそこまでのものは求めてませんねえ
かまいたちに関しては昨日も書いたとおり
ゲーム性としてはゲームブックの域を出ていないとは思いますが
街のザッピングシステムに関して言えば
キモの部分
(「誰かの選択によって誰かの運命が大きく変わる(かもしれない)」という点)
さえしっかりしていれば
そこを紐解いていくという作業自体が面白いし
充分にゲームとして成り立っていると思います
「しっかりしていれば」ですけどね
そこが希薄だと何も面白くないだろうな…
珠玉のゲームシナリオ、という評価ですが
かまいたちも街もそれぞれのシステムを前提として作られたシナリオですから
(そもそもザッピングシステム自体シナリオの長坂氏の発案だし)
システムをいじってしまうと
またまるっきり違うものになっていたんじゃないかと思いますね
そういやかまいたち3にもザッピングが組み込まれましたが
あれはあまりうまく機能してませんでしたね
全員同じ場所に閉じ込められてるもんだから
会話とか同じのを何度も聞くハメになるしw
で
街のシステムで仮にシナリオが全く別のものだったとしたら…
というのがまさに428なわけですが
街と違うところは
街は全員完全に違う目的を持っている独立したシナリオだったのに対して
428はひとつの事件が中心にあって
全員がそれにそれぞれの視点・立場で関わっていくというところですかね
既に全クリアしましたが
「俺は面白かった、オススメ」とだけは言っておきます
Wiiごと買え、とまでは言いませんがw
(いや是非やってみて欲しいんだけどね)
逆転裁判は俺も大好きですが
サウンドノベルとはまた全く違うジャンルの作品なんで
単純に比較はできないですねえ
あれはあれで「法廷バトル」というシステムありきのシナリオだし…
ちなみに俺なんかは
むか~しながらのコマンド選択アドベンチャーとかも
未だに好きだったりしますけどねw(神宮寺とか)
ちなみにCLANNADには
何かシステム的に独自のものはあるんでしょうか?
どんなものなのかと思って一応wikipediaで調べてみましたが
「恋愛アドベンチャーゲーム」という一文以外に
ゲームシステムに触れている部分は見つかりませんでしたw
どんな形式のアドベンチャーかすらわからんとはw
うむ意外と短くまとまったな
まあさらさの可愛さはどんな文学作品でも表現できないんですけどね
かまいたちや街は全ての面で一級品なんです。
しかし、サウンドノベルはゲームとしてどうなのか?
と言うジャンル自体への疑問ですね、私の今回の発言は。
私はサウンドノベルもゲームの一形態として
全然有りだろう、とは思うんですけど。
こんなのはゲームじゃない。
と言う方々も少なからず存在します。
客観的に評価すると言う今回の方式上は、
そう言う意見も取り入れて評価しないとならない。
>CLANNAD
まあかまいたちや街をボタン押すだけゲー
と呼ぶのは、私自身も少し暴言だと思いますけど。
CLANNADは確実にボタンを押すだけゲー。
これはかまいたち以上にシステムに依存してないです。
ゲームである必要性が殆ど感じられない。
かまいたちや街を他メディアに移植するのは
これまた結構難しい話です。(かまいたちドラマは迷作だったw)
が、CLANNADは他メディアにも簡単に移植できそう。
逆に言うとゲームと言う媒体を選んでいる意味がない。
ゲームならではの物語。と言うのを求めて
プレイすると、多分裏切られると思います。
ならなんで、日記ではCLANNADを
>上記2作よりはゲームである意味が強い。
と書いたのかと言うと。
CLANNADの物語に一番共感できる人種は、
ゲーオタ属性を持っている可能性が高いからです。
かまいたちや街はゲームである必要がある。
ただ、ゲーオタ以外に理解できない作品ではない。
一般人からの評価も高いですからね。
かまいたちや街は。
CLANNADはゲームである必要はないんだけど、
一般人には理解されないであろう内容を書いている。
だから一般的なメディアに出すのではなく、
ゲームと言う媒体で出すのが一番良い。
ゲームではないんだけど
ゲーオタにプレイしてほしい作品。
私のCLANNAD評はそんな感じですね。
だから私はCLANNADお勧めです、
と他人には勧めませんw
受け入れられない人も多いはずだから。
ただ。巷にあふれるオタ風味の作品群と違い、
CLANNADはオタ世界に真摯に向き合っています。
オタクの深層心理を描いた作品、としては
CLANNADは純粋に文学作品として成立する。
少なくともオタ世界を描いてみましたとか題してる、
そこらの三文小説では相手になりません。
アニメキャラはぁはぁとか適当に言ってる
秋葉系オタが巷に蔓延っている現在ですけど。
本当のオタクが描く世界ってこう言うのだよな。
CLANNADはそう言う作品なんだと思います。
だからオタ要素と無縁な人は、
CLANNADをプレイする必要はないでしょう。
街やかまいたちと違って、
ゲームとして優れているわけではない。
CLANNADは街の市川シナリオに似てると思いますw
どちらも大人の絵本。(性的な意味ではなく)
市川シナリオが文学青年向けの絵本なら、
渚シナリオはオタ青年向けの絵本だと。
これは例えとしてかなり適切なんではないかな。
うむ。私も短くまとまったなw
私は街の市川シナリオについても
語りだすと延々と延々と話が続くんですけど。
まあ今回の話とは無関係なのでこの辺にしておこう。